こんにちは。
シェリーです。
今回は、Asctrendというインジケーターをご紹介します。
Asctrendはトレンド系のインジケーターで、相場の方向性を掴むことが主な使用目的となります。
相場の方向性(トレンド)を正確に分析したいというトレーダーはかなり多いと思うので、そんな方にオススメしたいインジケーターです。
また、条件を満たした時にサインが発生するサインツールであり、非常に使い勝手の良いものになっていますね。
それでは、このAsctrendの詳しい内容や使い方・設定方法を見ていきましょう。
この記事の目次
Asctrendインジケーターとは?
冒頭でも書いた通り、Asctrendは相場・トレンドの方向性をサインで教えてくれるトレンド系インジケーターです。
上昇トレンドが発生した場合は上矢印
下落トレンドが発生した場合は下矢印
上記のようにサインを表示することで、相場の方向性が一目で分かります。
また、サインの出現頻度を調整する「リスクモード」というものが存在し、好きな数値を入力することによって自分好みにカスタマイズすることが出来ます。
入力可能な数値は下限が1で上限は特にありませんが、僕が使った感覚だと1〜30の範囲で調整するのがベストだと思います。
数値が1に近いほど、サインが出やすいという仕様となっています。
リスクモード概要
⬇︎ モード1~5:より細かくサインが発生
⬇︎ モード6~10:細かくサインが発生
⬇︎ モード11~20:サイン発生は少し抑えめ
⬇︎ モード21〜30:サイン発生は抑えめ
リスクモードの概要としては、上記の通りです。
自身のトレードスタイルや、リスクをどれぐらい取るかなど、状況に応じて使い分けることが出来るというわけですね。
ただ、モード1〜5とモード5〜10に関してはサインがちょっと多すぎるので、あまりオススメは出来ません。
個人的には、モード21〜30がサインの頻度と勝率のバランスが良いと感じました。
Asctrendインジケーターの使い方とは?
次に、Asctrendの具体的な使い方について解説していきます。
パラメーター設定について
パラメーター項目
・RISK
前述のリスクモードにあたるのがこのRISKという項目になります。
およそ1〜30を目安に、好きな数値を入力しましょう。
・CountBars
サインを表示するロウソク足の本数を決める項目になります。
遡りたい期間に合わせて数値を入力しましょう。
ただ、あまり大きすぎる数値にするとMT4が重くなる可能性がありますのでご注意ください。
個人的にはRISK(リスクモード)は20〜30をオススメします。
FXトレードというものは、量より質を追求することが重要なので、リスクは可能な限り排除していくことが理想となります。
なので、サインが発生する条件を厳しめに設定し、より分析の精度を高めることが勝利への一歩です。
FXトレードで利益を出していくには、「いっぱいトレードしていっぱい勝つ」というイメージを持たれている方がいらっしゃるかもしれませんが、正直なところそれは誤った認識です。
FXトレードでは、いかに負けを減らして、いかに勝てるところだけをピンポイントにトレードしていくかが重要です。
「勝たなきゃいけない」と考えすぎると、どうしても「感情に左右されたトレード」が発生してしまうんですね。
とにかく負けを減らすことを意識すれば、自然と無駄なトレードが排除されていきます。
AsctrendインジケーターのMT4設定方法とは?
AsctrendインジケーターのMT4設定方法を解説していきます。
MT4を起動し、画面左上のファイルからデータフォルダを開くをクリックします。
いくつかのフォルダが表示されますので、MQL4→Indicatorsの順でフォルダを展開していきます。
インジケーターを保存しておく専用のフォルダが開かれますので、ここに先ほどダウンロードしたAsctrendのファイルをドラッグ&ドロップしましょう。
MT4に戻り、画面左のナビゲーター部分で右クリック→更新を行います。
すると、インジケーター一覧の中にAsctrendが追加されています。
MT4の操作方法をもっと詳しく知りたい方はこちらから
AsctrendはFXで使うべきインジケーター?
FXトレードにおいて、トレンドを察知することは最重要項目です。
トレンドが分かってしまえば、その方向に乗っかってエントリーするだけでローリスクハイリターンのトレードが可能となります。
損小利大ってよく聞きますよね。
Asctrendはトレンドの方向性をサインで分かりやすく教えてくれるインジケーターですが、とは言えどサインを盲目に信じてトレードをすれば勝てるようになるという代物ではありません。
トレンドが一つのインジケーターで手軽に分かってしまうほど甘いものだったら、FXで勝ってる人はもっと多いはずです。
あくまで分析手法の一つとして使い、他のトレンド系インジケーターも同時に使うことで、より精度の高いトレンド分析を行いましょう。
例えば、トレンド系のインジケーターである移動平均線です。
世界的に使われているインジケーターの一つである移動平均線は、トレンド状態の分析を得意としています。
移動平均線を3本(短期・中期・長期)表示し、3本が同じ方向に並んでいる状態(パーフェクトオーダー)になると、非常に強いトレンドが発生していることを表しています。
そして、移動平均線が示すトレンドサインと、Asctrendが示すトレンドサインを合わせることで、より精度の高いトレンド分析が可能となります。
なぜかと言うと、同じトレンド系のインジケーターとは言っても、モノによって計算式が全く異なるからです。
ちなみに、僕のオリジナルで開発した「PO_ST」というインジケーターは、3種類の移動平均線を合体させたトレンド分析特化型インジケーターで、上述の「パーフェクトオーダー」を自動で検知し、サインで教えてくれるという機能が付いています。
Asctrendのサインと、PO_STのサインが重なるタイミングを待ってエントリーすることで、それぞれを単体で使うよりも勝率が全然変わってきます。
Asctrendの利用を検討されている方は、同時にPO_STの利用もご検討ください。
また、PO_STは完全無料で皆さんにプレゼントしているインジケーターなので、ご興味のある方は是非記事を読んでみてください。
⬇︎ PO_STの記事はこちら ⬇︎
結論としては、数あるトレンド分析方法の一つとしてAsctrendを使うことは、全然有りです。
その際は、単独では使うのではなく、他のインジケーターやテクニカル指標と併せて使っていくようにしましょう。
Asctrendインジケーターの入手方法とは?
Asctrendは、forex-station.comというサイトからダウンロード可能です。
検索エンジンでforex-station.comと検索してサイトにアクセスし、サイト内でAsctrendを検索すると、ダウンロードページが見つかります。
Asctrend.mq4をクリックすると、ダウンロードが開始されます。
Asctrendインジケーターまとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
終わりに、Asctrendの特徴を振り返ってみましょう。
・相場の方向性を教えてくれるトレンド系インジケーター
・トレンド方向をサイン(矢印)で表示するサインツール
・RISK(リスクモード)を好みで使い分けることが可能(オススメは20〜30)
・他のトレンド系インジケーターと併用することが望ましい
繰り返しにはなりますが、FXにおいてトレンド分析は超重要項目です。
是非トレンドを掴み、最強の順張りトレードを目指してみてください。