こんにちは。

シェリーです。

 

 

今回は、schaff trend cycle(シャフ・トレンド・サイクル)というインジケーターをご紹介します。

schaff trend cycleは、Doug Schaff氏によって開発された、ストキャスティクス(Stochastic)や移動平均収束発散 (MACD)を合体&改善したインジケーターです。

見た目はRSIのようなサブウィンドウ型で、一本線のグラフを表示しそのグラフの位置によってトレンドの方向や勢いを分析するという使い方となります。

 

 

また、schaff trend cycleは以下のような方におすすめです。

 

✔︎ schaff trend cycleはこんな方におすすめ

・順張りトレードをメインとされている方

・MACD、ストキャスティクスを用いたトレードをされている方

・デイトレードをメインとしている方

 

 

それでは、schaff trend cycleの詳しい内容や使い方について見ていきましょう。

 

 

schaff trend cycleインジケーターとは?

冒頭でも申し上げた通り、schaff trend cycleはMACDとストキャスティクスを使ったサブウィンドウ型インジケーターです。

MACDの動きをより敏感にし、ストキャスティクスでモメンタム(相場の勢い)を分析、そして買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンを示すことが出来ます。

順張りトレード特化のインジケーターとなっており、相場のトレンドを察知、かつschaff trend cycleの動きも考慮した上で、トレンドに乗っかったトレードをしていく形になります。

 

 

また、schaff trend cycleの持ち味としては、相場に対して非常に敏感に反応する為、迅速な察知が可能なことにあります。

目まぐるしく動く為替相場を、速く正確に推定することが出来ます。

 

 

schaff trend cycleの見方と考え方について

schaff trend cycleは、線グラフと角ゾーンの位置関係によって状況を判断します。

線グラフが上昇している時は相場が上向きであり、線グラフが下落している時は相場が下向きとなります。

また、線グラフの角度が急であるほど、勢いが強いことを示しています。

 

 

買われ過ぎ、売られ過ぎゾーンが存在することから、ストキャスティクスのような使い方を想定されがちですが、schaff trend cycleは少し異なった使い方をします。

schaff trend cycleはその他オシレーター系インジケーターとは違い、順張りトレードに用いるインジケーターの為、逆張りトレードには使わないからです。

 

 

✔︎ schaff trend cycleの基本的な考え方

・売られ過ぎゾーン(25以下)から線グラフが上抜けた時に、相場が上向きになったと判断し、買い目線となる

・買われ過ぎゾーン(75以上)から線グラフが下抜けた時に、相場が下向きになったと判断し、売り目線となる

 

 

もっと簡単に言うと、売られ過ぎゾーンを抜けたら買い、買われ過ぎゾーンを抜けたら売り、ということですね。

 

 

schaff trend cycleインジケーターの使い方とは?

schaff trend cycleの具体的な使い方について解説します。

 

 

パラメーター設定

パラメーターは基本的にデフォルト設定のまま使えば問題ありません。

グラフを表示したいロウソク足の分だけ、Count Barsの値を引き上げましょう。

 

 

また、Cycleの値を引き上げると、schaff trend cycleの線グラフの動きが滑らかになります。

これは、相場の勢いの判定に関わる項目で、数値を上げると、買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンにグラフが届きづらくなります。

 

 

エントリーポイント

上図の白塗り部分は、schaff trend cycleの線グラフが、売られ過ぎゾーンから買われ過ぎゾーンに抜けている箇所になります。

schaff trend cycleを用いたエントリーは、基本的にこの白塗り部分で行なっていきます。

一連の流れは以下の通りです。

 

 

✔︎ schaff trend cycleを用いたエントリーの流れ

① 自身のトレードスタイルや期間に応じて、トレンドの方向性を確認する。

➡︎ その他のテクニカル指標やプライスアクションを使って判断する

 

② schaff trend cycleの線グラフが売られ過ぎゾーンもしくは買われ過ぎゾーンから抜けてきたことを確認し、エントリー

 

 

長期的なトレンドの場合は、相場が上昇または下落し続けている中でもschaff trend cycleの線グラフは上下に動きますが、押し目・戻りとして機能しているケースが多いので、だましが発生するまでは継続してエントリーしていくことが可能です。

 

 

schaff trend cycleインジケーターの入手方法とは?

schaff trend cycleはMT4に標準装備されているインジケーターではない為、検索エンジンで探してダウンロードする必要があります。

 

schaff trend cycle ダウンロード

schaff trend cycle インジケーター

schaff trend cycle MT4

 

このように検索をかければ、1ページ目にダウンロード出来るサイトが複数ヒットしますので、そちらからダウンロードしましょう。

 

 

schaff trend cycleインジケーターのMT4への導入・設定方法とは?

インジケーターをダウンロードした後、MT4に設定する手順を解説します。

 

MT4を起動し、画面左上のファイルからデータフォルダを開くをクリックします。

 

 

いくつかのフォルダが表示されますので、MQL4→Indicatorsの順でフォルダを展開していきます。

 

 

インジケーターを保存しておく専用のフォルダが開かれますので、ここに先ほどダウンロードしschaff trend cycleのファイルドラッグ&ドロップしましょう。

 

 

MT4に戻り、画面左のナビゲーター部分で右クリック→更新を行います。

すると、インジケーター一覧の中にschaff trend cycleが追加されています。

 

 

⬇︎ MT4の操作方法をもっと詳しく知りたい方はこちらから ⬇︎

 

 

schaff trend cycleインジケーターはFXで使うべきインジケーター?

schaff trend cycleは、トレンドの方向性をしっかり分析出来ている状況で使うと、かなりの効果を発揮するインジケーターです。

方向さえ合っていれば、線グラフによるエントリーサインに従っていくだけで押し目や戻りをピンポイントに取っていくことが出来るでしょう。

 

 

ただし、トレンドの方向性を誤認している状況で安直に使うと、だましが多発してトレードが上手くいかなくなってしまいます。

なので、事前のトレンド把握がとにかく重要だということを念頭に置いておきましょう。

 

 

schaff trend cycleインジケーターまとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

終わりに、schaff trend cycleの特徴について振り返ってみましょう。

 

 

✔︎ schaff trend cycleまとめ

・MACDとストキャスティクスを合体、改善したインジケーター

・相場の動きに非常に敏感で、迅速な相場分析が可能

・順張りトレードに特化している

・ストキャスティクスのように、買われ過ぎ、売られ過ぎゾーンとグラフの位置関係で状況を分析する

・事前のトレンド把握が非常に重要

 

 

schaff trend cycle、総じて難易度が高めのインジケーターとなっていますが、上手く使うことが出来ればかなりの可能性を秘めていると思います。

更にトレードのレベルを高めていきたいという方は、是非使ってみてください。

 

 

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