こんにちは!
シェリーです。
今回は、日本でも知名度の高い海外FX会社であるTitan FX(タイタンFX)が自動売買の運用に適したFX会社なのかどうかを7つのポイントに分けて解説していきます。
海外FX会社はたくさん存在するので、「これから自動売買を使用してFXトレードを行っていきたいけどTitan FXが適しているかどうか不安」といったお悩みをお持ちの方の参考になればと思います。
FX会社を選択する際には多くのトレーダーが手数料がなるべく安い業者を探す傾向がありますが、スプレッドや手数料以外にも重要なポイントはたくさんあります。
いくらスプレッドが狭くても出金ができないような悪質なFX会社であれば意味がありませんし、DD方式を採用していてストップ狩りを横行するようなFX会社では安心してトレードを行うことはできません。
今回のレビューでは、Titan FXが自動売買を稼働させる上で安全かという点について、様々な観点から説明をしていきますのでよろしければ参考にしてみてください。
この記事の目次
Titan FXは自動売買を運用する上で安全な会社?
当たり前のことですが、自動売買を稼働させるFX会社を選択する上で一番重要なポイントは安全性です。
自分が購入した自動売買を使用する場合や、FX会社が発信するPAMM・MAM・シグナルを使用する場合でも、FX会社が安全でなければいくら自動売買やシグナルが優秀でも安心して取引することはできません。
自動売買でFX取引を行うことを検討する場合にはまずは「FX会社の安全性が高いか」を最優先に確認しましょう。
会社の背景
Titan FXは2014年よりFXブローカーとしての事業を展開しています。
現在はバヌアツ共和国の金融庁(VFSC)のライセンスを取得し、TI Securities Limitedという母体(法人)のもと運営されています。
数ある海外FXブローカーの中では新参の部類ですが、それながらも日本ではしっかり名を馳せているブローカーですね。
というのも、Titan FXは以前に日本でもFXサービスを展開していたPepperStoneというFXブローカーの生まれ変わりだと言われています。PepperStoneでEA(自動売買)を行なっていた日本人はかなり多く、非常に信頼されていたFX会社でした。
PepperStoneはTier-1区域であるオーストラリア証券投資委員会(ASIC)のライセンスを取得している高信頼のブローカーでした。現在も日本で利用可能であればあらゆる観点から最高なFX会社といって問題ないでしょう。
しかし、国内のトレーダーが海外FXサービスへと流入することを好ましく思わない日本金融庁の圧力により、日本からのサービス撤退を余儀なくされたという背景があるようです。
そのため、額面上は「会社の運営期間が短い」「取得しているライセンスの信頼度が低い」FXブローカーとなっており、一見あまり信用できない会社に見えるかもしれません。
ただ、日本でのサービスを展開するためにあらゆる施策を取っており低スプレッドだったりと、しっかり見ていくと自動売買をする上で日本人にはとても使いやすく良心的なブローカーとなっています。
金融ライセンス登録
FX会社が信頼できるかどうかを判断する基準として金融ライセンスの取得状況があります。全く金融ライセンスを取得していないBrokerは論外ですが、自動売買を使用するか否かに関わらずFX会社の金融ライセンスの取得状況は必ず確認する必要があります。
金融ライセンスはどこでもいいから取得していればいいというものではなく、ライセンスによって信頼できる度合いが異なります。
以下に金融ライセンス別の信頼度の紹介をしますが、FX会社の運営会社によってはあえて信頼度の高い金融ライセンスではなくオフショアのライセンスを取得することがあります。
これは、Tier1の金融ライセンスを取得してしますと1:500といった高レバレッジを提供することができなくなってしまう為です。
Titan FXは、以下のライセンスを取得しています。
Titan FXは、2018年7月1日よりバヌアツ共和国の金融庁(VFSC)のライセンスを取得しています。
それ以前はニュージーランドのFSP(Financial Service Provider)とセントビンセント・グレナディーン金融庁のライセンスを保有していましたが、サービスの信頼向上という名目でライセンス移行を行なっています。
Titan FXでは、2017年5月、バヌアツ共和国にTI Securities Limitedを設立し、金融商品及び証券等取扱ライセンス(CAP.70)の登録申請を行っておりました。
2018年7月1日、バヌアツ共和国金融庁(VFSC)より、金融商品及び証券等取扱ライセンス(CAP.70)を取得し、リテールブローカー業務の拠点を、従来のセントビンセント・グレナディーン(Titan FX Ltd)からバヌアツ共和国(TI Securities Limited)に移行致しました。
VFSCライセンス取得には、法人代表者、株主、スタッフの身元調査をはじめ、担保供託、独立監査、紛争解決、公正取引の義務付け等、厳格な規制監督と要件が求められることから、お客様には、これまで以上に弊社のサービスに信頼頂ける環境となりました。
Titan FXからの送信メール(2018年7月11日)より引用
このバヌアツ共和国の金融ライセンス(VFSC)は決して敷居の高いものではなく、必要な資本金が約600万円と少ない、信託保全が義務付けられていなかったりと、比較的ライセンスを取得しやすい特徴があります。
Titan FXはオフショアのライセンスのみですので、「金融ライセンス」という観点では自動売買の信頼性という意味ではTier-1のライセンスを取得しているFX会社と比較をすると見劣りしますが、Titan FXの透明性の高い注文方式を見ると安心して取引ができると思われます。
参考までに、このVFSCを取得している他ブローカーは、
・TradersTrust(トレーダーストラスト)→TTCM Capital Market Limited
・FXPRIMUS
などが挙げられます。
入金方法・引き出し手続き
Titan FXの入金・出金に関しては以下の通りです。
入金方法・手数料
入金方法に関してはTitan FXは、
・クレジットカード(VISA、MASTER CARD、American Express)
・国内銀行送金
・bitwallet
・STICPAY
・NETELLER
・Skrill
以上の入金方法が用意されており、24時間リアルタイムで口座に残高が反映されます。
・クレジットカード
・国内銀行送金
・bitwallet
日本ではこの3つがメジャーどころで、簡単に入金が可能となっています。
また、入金手数料も基本的にはTitan FXが負担してくれるので、無料となっています。自動売買をTitan FXで始めたい方には非常に優しいです。
出金方法・手数料
出金方法に関してはTitan FXは、
・クレジットカード(入金時に使用したクレジットカード会社にのみ出金可能)
・NETELLER
・Skrill
・STICPAY
・bit wallet
・国内銀行送金
以上の方法が用意されています。
出金の場合は方法によって手数料が発生する場合がありますが、時期によっては無料期間などが用意されているので、必ずチェックするようにしましょう。
出金処理に関しても基本的には即時行なってくれるので、自動売買によって十分な利益を確保できた時には迅速な出金が可能です。
顧客資産の保全制度
自動売買を稼働させるか否かに関わらず海外のFX業者でひとつ心配な点として、FX業者が破綻した場合に顧客が預け入れていた資産がどういった扱いになるかです。
「国内業者の場合には預け入れられていた資産を保全することが義務化」されていますが、海外業者の場合にはFX会社毎にどういった保全方法が当てはまっているのか確認する必要があります。
特に自動売買では裁量トレードと異なり口座を放置する傾向がありますので、いつの間にかFX会社が破綻していたといった様な万が一の自体に備えて保全制度を細かく確認しましょう。
保全方法は主に二つあります。
信託保全
顧客からFX会社が預かった資金が銀行などの第三者へ信託されることによって、顧客資産が守られる方法です。万が一、FX会社が破綻した場合でも顧客の資産は第三者によって保管されている為、安全に保管されます。
もしも第三者が破綻した場合でも、顧客資産は第三者の資産とは別管理担っている為、全額保全することが可能です。
分別管理
FX会社が顧客資産と運営資金を別々に管理することにより、万が一破綻してしまった際に顧客資産を保全する方法です。
この方法の場合にはFX会社が破綻した際に顧客資産が差し押さえの対象になってしまう可能性がある為、信託保全と違い確実に戻ってくるという確証はありません。
Titan FXの保全制度は?
Titan FXの保全制度は分別管理となっており、投資家の資金は以下の2つの銀行で管理されています。
・NAV(バヌアツ国立銀行)
バヌアツ政府が70%を所有するバヌアツ共和国の国立銀行。
・NAB銀行(ナショナルオーストラリア銀行)
スタンダードアンドプアーズ(格付け会社)の評価が「AAマイナス」と超高評価のオーストラリア銀行最大手。
※りそな銀行→A、住友信託銀行→Aプラス
超メガバンクによる分別管理ということで、我々トレーダーの資金が銀行の倒産等によって消滅することはあり得ないと言って良いでしょう。
ただ、Titan FXの倒産により顧客資金の差し押さえなどが発生する確率がゼロというわけではないので、余分な資金はこまめに出金することを心がけるぐらいはした方が良いかもしれません。
いずれにせよ、Titan FXで自動売買を行う際に、心配に及ぶレベルではなく安心してトレードを行う事ができます。
サポート体制
海外FX会社で自動売買を稼働して取引を行うと、トレードや引き出しに関する問題など様々な問題が発生する事があります。
トラブルの際にはFX会社の運営会社に問い合わせる事になりますので、自動売買を稼働するFX会社を探している場合にはサポート体制を確認しましょう。
Titan FXでは日本語によるオンラインでのサポート体制があり、週5日24時間(月〜金)の営業時間で対応が行われています。日本語のライブチャットでのサポートもあるので、トラブルが発生した際には気軽に問い合わせるが可能です。
Titan FXのサポート体制は日本人に非常に良心的で、安心して自動売買を利用することができます。
口コミ(世界最大規模のFX Community Forex Peace Armyより)
Titan FXなどの海外FX会社で自動売買を運用したい場合には、海外の提示版で口コミを確認することができます。
提示版以外でもTwitterなどのSNSなどいろいろと確認できる場所がありますが、世界で最大規模のFX CommunityであるFPA(Forex Peace Army)のレビューは参考になります。
Communityの規模がかなり大きいため、有名なFX会社であれば100件以上のReviewを確認することができます。また、Brokerの運営陣としてもFPAの評価やReivew内容についてはかなり敏感になっています。
悪いReviewに対してサポートするような運営の返答についても確認することができます。
上の画像はTitan FXのレビューページです。レビュー件数3件となっており、まだレビューはほぼ無い状況だと言えます。また、星は3.5つとなっていますが母数が少ないので当てにはならないでしょう。
しかし、どういったトラブルが発生する可能性があるのかを把握した上でFX会社を選択するとトラブル回避にも繋がりますので、自動売買を行うFX会社を選択する際には少し見てみる事をおすすめします。
Titan FXは自動売買を運用する上で手数料は適切?
自動売買でトレードを行う場合には、自動売買のトレードスタイルに合わせたFX会社を選択することは必須です。
スキャルピングのように頻繁にトレードを行う自動売買を稼働させる場合にスプレッドの広いFX会社を選んでしまっては儲けることが難しくなってしまいます。そもそもスキャルピングを禁止しているFX会社も存在します。
注文方法によってスプレッドやLotあたりの手数料など、手数料の発生の仕方は異なりますのでアカウントタイプ毎の確認が必要です。あまりにも手数料の体型がややこしい場合には、避けるようにしましょう。
Titan FXが手数料という面で自動売買を稼働させるのに適したFX会社か確認していきます。
料金体系は明確か
「自動売買を稼働してみて把握していない手数料が発生した」という様な事態は事前に料金体系を確認することで確実に避けることができます。
Titan FXには、
・STANDARD口座(STP方式)
・BLADE口座(ECN方式)
という2種類の口座タイプが存在し、それぞれで発生する手数料が異なります。
Titan FXでは具体的な通過ペア毎のスプレッドの記載はないものの、取引時に発生する手数料などについては全て明記されていますので料金体系は明確です。思わぬ手数料がかかり自動売買でいつの間にか損をすると言った事はないでしょう。
スプレッドの幅は狭いか
具体的なスプレッドの数値は明示されていませんが、Titan FXではXMで有名なボーナスポイントなどが一切用意されていない代わりに、スプレッドがとにかく低いということで有名です。
特にBLADE口座では、注文1ロットあたり$3.5の手数料を取ることで、尋常じゃないレベルの低スプレッドを実現しています。
注文1ロットあたり$3.5の手数料は他のECN方式のFX会社のものと比較してもかなり競争力は高いです。
手数料を重視して自動売買によって取引を行うFX会社を探している場合には、Titan FXは有力な候補です。
Titan FXの自動売買運用が可能な口座種類とは?
FX会社は通常、複数の口座タイプを提供しています。
自動売買でトレードを行う場合にはBrokerが提供している口座タイプの中で自動売買のトレード手法に適した口座タイプを選択する必要があります。
口座タイプによってロットサイズ・スプレッド・手数料などが全て異なり、自動売買が使えない口座を提供している場合もあります。
自動売買で資金運用を考えている場合には、Brokerが提供している口座タイプの特徴を把握し、ベストな口座で運用を開始するように心掛けましょう。
Titan FXが提供する口座タイプ
Titan FXでは以下の2つの口座タイプが提供されています。
Titan FXで自動売買を稼働させる事を検討している場合には、上の2つの口座タイプから選択する必要があります。
また、Titan FXでは上記とは別にデモ口座が用意されていますので、「自動売買をまずは試してみたい」という方は、まずはデモ口座を利用することをオススメします。
Titan FXが提供する口座タイプ別の特徴や違い
Titan FXでは2つの口座タイプが提供されていますが、口座によって異なるのは手数料の形態とスプレッドのみです。
STANDARD(スタンダード)口座では、スプレッド値が通常通り設定されている代わりに手数料は無料となっています。
BLADE(ブレード)口座では、手数料が注文1ロットあたり$3.5発生するのに対し、スプレッドが非常に狭くなっています。
それぞれの特徴から読み取れることは、
STANDARD(スタンダード)口座は一般トレーダー向けの口座
BLADE(ブレード)口座は大口投資家、EA運用、スキャルピングトレーダー向けの口座
というのも、BLADE(ブレード)口座の特徴を分かりやすく説明すると、
「一定の手数料を支払う代わりに、総合的にかかる費用が格安になりますよ」
という口座タイプになっているんですね。
大量に取引する大口投資家、必然的に取引回数の多くなるEA、スキャルピングではお得になるということです。
また、Titan FXの全ての口座に共通する特徴としては、ハイレバレッジ設定とゼロカットシステムです。レバレッジに関しては1:500と国内のFX業者ではありえない水準となっています。
ゼロカットシステムは、口座残高がマイナスの状態でロスカットが行われた場合に、追証の支払い義務が生じない制度です。
万が一残高がマイナスになった場合でも入金した金額以上の損失が生じることがない為、安心して自動売買を稼働することができます。
Titan FXは自動売買運用に適した注文方式を提供しているのか?
自動売買によってFXで資産運用する場合には、Brokerがどの様な注文方式を採用しているかが重要になります。FX会社によって注文方式が異なり、注文方式によってスプレッドや手数料の大きさが分かれています。
スプレッドや手数料は注文方式とセットで確認を行わないと、スプレッドは狭くても思いもよらない罠が存在する場合もあります。
最悪の場合には、Brokerがトレーダーの資金を溶かす為にスプレッドを調節するなんていうことが発生しかねない為、必ず確認する様にしましょう。
FXの注文方式について
以下が主なFX会社が提供する注文方式です。自動売買(EA)を稼働させる場合には、特徴を理解した上でFX会社を選択する必要があります。
細かい特徴は上の表からわかりますが、大きく分けるとDD方式とNDD方式に別れています。この2つだけは必ず理解する必要があります。
DD方式ではトレーダーの注文がインターバンクに流れる事はなくFX会社内で完結する事が特徴です。負けトレーダーが多いとFX会社の利益に繋がる形態となっており、トレーダーからの注文をインターバンクに流しているわけではないので、取引操作が可能です。
極端な例では、自動売買で勝ち続けているトレーダーに対して約定拒否や悪質なリクオートを行う事や、最悪の例だと口座凍結を行う例もあります。
Web上での情報では頻繁に「DD方式の業者は詐欺だから避けましょう」というような事を見かけますが、必ずしもDD方式を採用している業者が悪いというわけではありません。
最近ではSNSですぐに悪い噂は広まりますので、DD方式を採用している業者を選択する場合には口コミをしっかりと確認すれば問題を避けることができます。
一方でNDD方式(Non Dealing Desk)ではトレーダーの注文はリクイディティプロバイダーを通じて直接インターバンク市場に流れます。NDD方式はFX会社の取引介入はない為、非常に透明性が高い注文方式です。
FX会社はトレーダーの取引から手数料を徴収することでのみ利益を得ますので、スキャルピングを禁止したり約定拒否をする理由がない形態です。
Titan FXの注文方式の種類
Titan FXではDMA取引(ダイレクトマーケットアクセス)を基本としています。Titan FXではDMA取引と表記されていますが、これはNDD(Non Dealing Desk)方式と同じで俗に言うAブックという営業形態となっています。
DD方式とNDD方式ではNDDの方が透明性がありますので、ユーザーにとってはプラスポイントとなります。
Titan FXでEA(自動売買)をしようと検討されている方は、Titan FXであればFX会社による意図的な約定拒否や不合理なマーケット操作に心配せずに安心して自動売買運用をする事ができます。
Titan FXで自動売買運用をする場合のメリット・デメリットとは?
Titan FXに限ったことではありませんが、自動売買をFX会社で資産運用する場合にはメリットとデメリットが存在します。
Titan FXで自動売買をする上でどんなメリットやデメリットがあるのかを紹介します。
メリット
- 裁量トレードのように常にチャートを見る必要がなく自動で運用する事ができる
- トレンド相場以外では安定して利益を出す事ができるEA(自動売買)がある
- 裁量トレードと違い、感情に左右されない論理的なトレードを繰り返す事ができる
- Titan FXでは、口座別に手数料・スプレッドが異なるためEA(自動売買)にあった口座を選択できる
- Titan FXでは、スキャルピング禁止などのEA(自動売買)に対する規制がない
- Titan FXでは、日本人のユーザーが多く、日本人に対するサポート体制が万全である
デメリット
- 儲かるEA(自動売買)を探すのに時間が掛かる
- トレンド相場に対応する事ができるEA(自動売買)は非常に少ない(完全にはできない)
自動売買の最大のデメリットとしては、トレンド相場への対応力が裁量と比較して低い事です。
最近ではニュースフィルター機能を搭載している自動売買や、主要な経済イベント前後のトレードを避けるEA(自動売買)など、トレンド相場を避ける自動売買がありますが裁量並みの対応をできるものがないのが現状です。
Brexitやコロナ影響など、急激なトレンド相場に対する対応力については自動売買の最大の課題と言えます。
Titan FXで自動売買運用をする場合の種類とは?
Titan FXで自動売買を稼働する場合には様々なパターンが存在します。
Titan FXはMT4をWindows版とMac版の2つが用意されており、MacBookしか持っていない人もMT4を利用することができますのでご安心ください。
Broker運営のシグナル・コピートレード
FX会社によっては、シグナルトレードやコピートレーダーを提供していることがあります。
Titan FXでは、
・Signal Trader
・ZuluTrade
以上のサードパーティー製品をTitanFXの中で利用することができますので、興味のある方は試してみても良いかもしれませんね。
MT4/MT5プラットフォームで自動売買を行う
Titan FXではMT4/MT5を使用して自動売買を稼働させる事ができます。Broker運営のオリジナルの自動売買がない為、MT4/MT5を使用しての自動売買運用がメインとなります。
MT4/MT5を使用する自動売買の運用に関しては、方法はたくさんありますが主要なものを見ていきましょう。
GoGo Jungleで自動売買(EA)を購入する
GoGo Jungleは自動売買の入手場所として日本人に人気があります。GoGoJungleのマーケットプレイスでは登録者が自由に自動売買の売買を行う事ができます。
種類がかなり豊富で、主に日本人が作成した自動売買が販売されています。Titan FXでもGoGoJungleで入手した自動売買を使用する事が可能です
以下がGoGoJungleの自動売買(EA)を検索する画面です。
4000件以上の自動売買(EA)があり、種類はかなり豊富です。上の画像は利用者数が多い順での表示ですが、レビューの数からも利用者数の多さがわかります。
また、右下の赤ワクの部分にチェックを入れる事によってTitan FXのMT4/MT5で稼働が可能な自動売買を探す事もできます。
- GoGoJungleは金融商品取り扱い法に定められる投資助言業・代理業を保有しているので安心
- サイトは全て日本語ですので日本人には使いやすい
- 気軽に検索をする事ができる(収益率・PF・取引回数・価格・最大ドローダウン・最大ポジション数)
- 日本人によるレビューも多く、実際に使用している人の感想を確認できる
- バックテストの結果がのせられている事が多い
- LIveアカウントのフォワードテストの結果が載せられているものが少ない
- FX会社の取引履歴とトレーダーのMT4の取引履歴が一致しているかを確認するような仕組みはない
- EA(自動売買)によってはMyfxbookによって公開されているものもありますが、かなり少ないのが実情
MQL5上の自動売買を購入・シグナル購読をする
MQL5 Communityでは自動売買の購入・シグナル購読の2つが可能です。自動売買とシグナルの種類は世界最大級です。
MQL5のマーケットでは自動売買の購入、シグナルではシグナル購読による自動売買が可能です。また、Titan FXでMQL5で入手したEAを使用する事も可能です。
- 自動売買のトレードスタイルから絞り込んで検索する事ができる
- レビュー件数は非常に多く、購入・シグナル購読をした人のみがレビューを書く事ができる為、信頼できる
- 無料のデモを使用する事ができる
- EAの販売ページは英語のものがあるので、英語がわからないと自動売買の特性は理解できない
- Live Accountのフォワードテスト結果が公開されているものは少ない
- 販売後のサポート体制については不明なものが多い
Titan FXで自動売買を始める事を検討していて、海外のEAを視野に入れて幅広く独自で探していきたいという中・上級者にはMQL5でEAを探す事をおすすめします。
海外EAを購入する * おすすめ!
海外EAを購入する場合には、GoGoJungleやMQL5のようなマーケットプレイスではなく海外EAのホームページで購入する必要があります。例えば、以下のようなサイトです。(FXSTABILIZERというEA) Titan FXのMT4/MT5上でも、海外EA(自動売買)は稼働する事ができます。
海外EAのサイトは無数にありますが、安定して利益を出しているようなEAは限られますので基本的にはある程度知名度がある海外EAから選ぶ事になります。
海外EAを探すのに慣れますと、海外EAの公式データの提供方法がどれだけ透明性が高いものかを知る事ができます。
- EAによってはサポート体制や返金保証が手厚い
- EA運営陣による公式Live AccountのフォワードテストがMyfxbook上で公開されている事が多い
- 海外EAの中には優秀なものが存在している
- ある程度有名な海外EAの場合には、複数Userによるフォワードテスト結果をみる事ができる
- Forex Peace Army(FPA)にEAのレビューが載っているので、使用した感想を確認する事が可能
- EAの販売ページは英語な事が多い為、英語が理解できない場合にはGoogle翻訳に頼る事になる
- 本当に儲かるEAを探す為にはリサーチ力が必要
Titan FXで自動売買を始める事を検討されている方で、自分の実力でリサーチを行って性能の高いEAを手に入れたいと思われている上級者には、海外EAがおすすめです。
Titan FXで自動売買運用を行う場合の環境設定
Titan FXに限ったお話ではありませんが、自動売買を使用する場合には自動売買に適した環境設定を行う必要があります。
Broker運営のコピートレードの場合
FX会社が提供しているシグナルを購読、またはコピートレードを使用する場合にはFX会社が定める環境設定を行う必要があります。
Titan FXでは以下のサードパーティ製品を独自に運用する事が可能です。
・Signal Trader
・ZuluTrade
口座を開設後に上記の自動売買を行いたい場合には、海外EAの運用などに比べてかなり簡単に設定が可能となっています。気になる方は口座開設前にある程度の確認も可能ですので、設定方法を事前に確認する事も可能です。
MT4で自動売買を稼働させる場合
Titan FXでMT4/MT5を使用してEAを稼働する場合には、大きく分けて2つのパターンがあります。
- 自動売買を稼働している間にパソコンの前でトレードを観察して、時にはマニュアルでトレードを行う
- 自動売買を設定後には放置し続ける事でEAに完全にお任せでトレードを行う
自動売買を稼働している間に半分マニュアルでトレードを行う場合には特別な設定は必要ありません。MT4/MT5でEAを稼働している間に、必要を感じた際に手動で取引を行う事で半マニュアルで簡単にトレードが可能だからです。
Titan FXで自動売買を稼働し続ける事で放置してトレードをしたい場合には、基本的にはVPSが必要になります。
自動売買はVPSが必須
Titan FXで自動売買を常に稼働させ続ける為にはパソコンを24時間365日稼働し続ける必要があります。MT4を起動したままにしなければ自動売買は稼働できないからです。そのような自体を解消してくれるのがVPS(Virtual Private Server)です。
簡単に説明をしますと、「インターネット上のパソコンを24時間365日貸してもらえるサービス」です。最近では、家のパソコンを外出している時にもリモートで操作する事ができますが、そのイメージにとても似ています。
インターネット上のパソコンではありますがいつでもアクセスして操作をする事ができるのは非常に便利です。自分が寝ている時も、飛行機に乗っている時も、いつでも年中無休でEAを稼働し続ける事が可能になります。
完全に自動売買を放置し続けるタイプのトレーダーは、間違いなくVPSを使用しています。これからTitan FXで自動売買を使用していきたい方は必ず通る道になります。
VPSのメリットとデメリット
Titan FXで自動売買を稼働する際に、常にインターネット上でパソコン1台を年中無休で稼働し続ける事のできるVPSですが、メリットとデメリットが存在します。
- 万が一、家が停電になり回線が途切れた場合でもVPSであれば安定して常にMT4を稼働し続ける事ができるので安定性が高い
- スマホに限らず、VPSに接続が可能な端末であればどこからでも操作が可能ですので汎用性が高い
- FX会社によっては利用条件を満たす事で無料で利用できる事がある為、コスパが高い
- 家のパソコンがMacのみの場合でもVPS接続を行えば、Window版のMT4をVPS上で使用する事ができる
- VPSを使用したスペックの高い取引環境であれば、スキャルピングのような負荷が高いトレードも安心
- FX会社が無料で提供している場合を除き、1,500円/月以上の固定費が掛かる
- CPUやメモリのスペックが低すぎるとエラーが発生する事がある
メリットとデメリットを挙げたものの、Titan FXで自動売買を24時間稼働させる為にはVPSは必要になります。自動売買を安定して稼働させる為に必要なものですので、メリットとデメリットを理解した上で運用を行いましょう。
VPS提供業者
Titan FXで自動売買を稼働させ続ける為のVPS提供業者は大きく分けて2つ存在します。一般的にVPSを使用する場合にはVPS提供の専用業者からサービスを購入するか、もしくはFX会社が自社で提供するVPSを使用するかです。
Titan FXが提供するVPSを使用する場合
Titan FXは自動売買を運用する上で必要なVPSサービスを自社で提供はしていません。しかし、以下のようにお名前.comデスクトップクラウドを推奨しています。
推奨をしてはいますが、お名前.comを使用する事で特別な特典をもらえるわけではないのです。ただし、VPS業者は比較してもあまり差はないのでTitan FXが推奨しているようにEA(自動売買)を運用する場合にはお名前.comで間違いありません。
VPS専用の業者からVPSを利用する方法
Titan FXで自動売買を稼働させる場合にはVPS業者を洗濯する必要があります。海外のVPS業者も入れるとたくさんのVPS業者が存在しますが、よくトレーダーによって使用されるVPS提供業者は2社です。
それは、「お名前.com」と「使えるネット」です。どちらも説明が不要なほどEAを使用しているトレーダーには有名です。どちらもデータセンターは国内とニューヨークから選択する事ができます。
どこが安全とは断言する事は難しいですが、天災による停電のリスクを考えるならばニューヨークのほうが万全と言えます。
価格に関しては、どちらも頻繁にキャンペーンをしている為、Titan FXで自動売買を稼働する為に借りるのであればその時にあった業者を選択しましょう。正直なところ、サービスの内容に大きな差はないのであまり悩む必要はありません。
また、Titan FXはお名前.comを推奨していますのでお名前.comを採用するのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。
今回はTitan FXが自動売買を稼働するのにおすすめできるかについて解説させていただきました。
Titan FXはサービスが開始されてから日の浅いFX会社ではありますが、みるみる日本人の支持を得ている海外FX会社です。
現状ではライセンスが心もとない部分ではありますが、Pepper Stoneの実績も考えるとそこは杞憂に過ぎないのかなと思います。
また、透明性の高い完全NDD方式(Aブック)、業界最高水準の低スプレッドなど、自動売買(EA)取引に嬉しい要素が揃っています。
これから自動売買を海外FX会社で試してみたいという方には非常におすすめなFX会社です。
自動売買だけに限らず、MT4を使ってみたいという方にもMT4でのトレード入門として全然使えるFX会社ですので、是非利用してみてください。