こんにちは!
シェリーです。
本記事では、日本人利用者の非常に多い有名海外FX会社のGemForexがEA(自動売買)を運用していく上で安全なFX会社であるかを7つのポイントに分けて解説していきます。
海外FX会社にはかなりの数があり、「これからEA(自動売買)を使用してFXトレードをしていきたいけど、どこが適しているのかわからない」といった悩みをお持ちの方の参考になればと思います。
FX会社を選択する際には多くのトレーダーが手数料がなるべく安い業者を探す傾向にありますが、スプレッドや手数料以外にも重要なポイントはたくさんあります。
いくらスプレッドが狭くても出金ができないような悪質なFX会社であれば意味がありませんし、DD方式を採用しストップ狩りを横行するようなFX会社では安心してトレードを行う事はできません。
なので、今回のレビューではGemForexがEA(自動売買)を稼働させる上で安全かどうかという点について様々な観点から解説しますので、良ければ参考にしてみてください。
この記事の目次
GemForexはEA(自動売買)を運用する上で安全な会社?
当たり前の事ですが、EA(自動売買)を稼働させるFX会社を選択する上で一番重要なポイントは安全性です。
自分が購入したEA(自動売買)を使用する場合や、FX会社が発信するPAMM・MAM・シグナルを使用する場合でも、FX会社が安全でなければいくら自動売買(EA)やシグナルが優秀でも安心して取引する事ができません。
自動売買(EA)取引を検討する場合には、まずFX会社の安全性が高いかどうかを最優先に確認しましょう。
会社の背景
はじめに、GemForexのサービスが開始されるまでの経緯としては、2010年にGEM-TRADE Co.,Ltdという会社が設立されるところから始まります。
当初のGEM-TRADE Co.,Ltdでは、FX自動売買ソフト(EA)の無料提供サービス「GemTrade」を運営していました。
その時代のEAというのは、今よりずっと高価で気軽に入手できるようなものではなかったため、業界では良い意味で異質な存在となり人気を博しました。
ただ、あくまで自動売買(EA)を利用するためのサービスであったため、従来のFX会社のように口座を開設して自由に取引が行えるというものではありませんでした。
そこで、GEM GROUP NZ LIMITEDを運営会社とし、満を持して2014年10月1日に誕生したのがGemForexになります。
そんなGemForexも今では、ヨーロッパ・日本・中国・香港・台湾・韓国と、グローバルにサービスを展開しています。
ニュージーランド本社、ベトナムサポートセンター、ロンドンオフィス、香港オフィス、バヌアツオフィスなど、各地にオフィスを構え万全の体制を整えていますね。
※Gem Forex公式サイトより転載
また、上図の通り様々な賞を獲得しています。
日本人からすれば海外FX会社なんて得体が知れないですから、その不安をしっかりケアしてくれているという点で日本人の人気を獲得しているように思います。
金融ライセンス登録
FX会社が信頼できるかどうかを判断する基準として、金融ライセンスの取得状況があります。
金融ライセンスを取得していないFX会社は論外ですが、EA(自動売買)を使用するか否かに関わらず金融ライセンスの取得状況は必ず確認する必要があります。
また、金融ライセンスはどんなものでもいいから取得していれば良いというものではなく、ライセンスの種類によって信頼度が異なってきます。
以下にて金融ライセンス別の信頼度を紹介しますが、FX会社によってはあえて信頼度の高い金融ライセンスではなくオフショアのライセンスを取得している事があります。
この理由は、Tier1の金融ライセンスを取得すると「1:500」といった高レバレッジを提供できなくなってしまうためです。
それでは、GemForexもとい運営会社であるGEM GROUP NZ LIMITEDのライセンス取得状況を見てみましょう。
GemForexは、ニュージーランド証券投資委員会(NZFSP)の金融ライセンスを取得しています。
これは上図でいうところのTier-3区域→19番のオフショアに含まれます。
ニュージーランドで取得できるライセンスには2種類あり、もう一つは上図のTier-2区域→12番の金融市場局(FMA)です。
FMAはNZFSPに比べ信頼度が高いライセンスとなっているので、混同しないようご注意ください。
GemForexの取得しているオフショアの金融ライセンスですが、正直こちらはTier 1の金融ライセンスと比較すると信頼度が低く、悪質なトラブルが発生するFX会社はオフショアの金融ライセンスを取得しているケースが多いというのが現実です。
ただ、先ほども少し触れた通り、レバレッジ倍率の兼ね合いであえて低信頼度のライセンスを取得しているというケースが考えられるので、一概に危険というわけでもありません。
現状、GemForexは多くの日本人が利用している事、様々な賞を受賞している事などを鑑み、金融ライセンスという不安要素を補って余るほどの実績があると考えられるので、過度に心配する必要はないかもしれません。
※もちろん絶対安心とは言い切れないので、こまめに利益を出金するなどといった最低限の注意は必要です。
資産の入出金方法
次に、FX会社の非常に重要な部分である資金の入出金について、GemForexがどうなっているのかを解説します。
入金について
GemForexの取引口座に資金を入金する際には、8種類の方法が用意されています。
<・入金方法:入金反映時間>
・国内銀行送金:入金確認後即時
・クレジット決済(Visa, Master, アメックス, DINERS Club, DISCOVER):即時
・仮想通貨決済(Bitcoin、Ethereum):即時
・PayPal:即時
・bitwallet:即時
・MegaTransfer:即時
・STICPAY:即時
・FastPay:即時
※日本円の場合となります。
※時期によってはいずれかの入金方法が使えない場合があるので事前に確認しましょう。
一般的に皆さんが利用するのは上の5つになるかと思います。
普通に現金で入金したいのであれば国内銀行送金で良いですし、仮想通貨やウォレットサービス(bitwallet)などを用いれば楽々と入金する事が可能です。
基本的には即時反映となっているので、「すぐ取引したい!」という場合には心強いですね。
また、入金手数料に関してはGemForex側の全負担となっているので、「手数料がもったいない」などといった心配は無用です。
出金について
GemForexの取引口座から利益や資金を出金する際には、3種類の方法が用意されています。
<・出金方法:出金反映時間>
・国内銀行送金:3-5営業日
・仮想通貨決済(Bitcoinのみ):1-3営業日
・bitwallet:1-3営業日
※時期によってはいずれかの出金方法が使えない場合があるので事前に確認しましょう。
出金方法はいたってシンプルで、現金かビットコインかウォレットかという形で選ぶ形になります。
皆さんのお好みの方法でガンガン出金していきましょう。
ただ、入金時に比べ処理されるまでの時間が少し長いので注意しましょう。
顧客資産の保全制度
EA(自動売買)を稼働させるか否かに関わらず海外FX会社で確認するべき項目として、FX会社が破綻した場合に顧客が預け入れていた資産がどういった扱いになるかという事があります。
国内業者の場合には預け入れられていた資産を保全する事が義務化されていますが、海外業者の場合にはFX会社ごとに保全方法を確認する必要があります。
特に自動売買(EA)では裁量トレードと異なり口座を放置する傾向にありますので、いつの間にかFX会社が破綻していたといった万が一の事態に備えて保全制度は必ず確認するようにしましょう。
また、保全方法は主に2種類ありますので、それぞれ解説していきます。
信託保全
顧客からFX会社が預かった資金が銀行などの第三者へ信託される事によって顧客資産が守られる方法です。
万が一FX会社が破綻した場合でも、顧客の資産は第三者によって保管されているため、安全に保管されます。
もし仮に第三者が破綻したとしても、顧客資産は第三者の資産とは別管理になっているため、全額保全する事が可能となります。
分別管理
FX会社が顧客資産と運営資金を別々に管理する事により、万が一破綻してしまった際に顧客資産を保全する方法です。
この方法の場合、FX会社が破綻した際に顧客資産が差し押さえの対象になってしまう可能性があるため、信託保全と違い確実に戻ってくるという保証はありません。
GemForexの保全制度は?
GemForexにおける顧客資産の保全制度に関しては、分別管理となっています。
下記、公式サイトの引用です。
分別保管はありますか?
お客様の運用資金と同額の資金を分別保管しております。
保全制度に対する説明があまりにも不足しているんじゃないかという印象は受けますが、分別管理を行なっているとキッチリ明言していますね。
信託保全に関しては公式の情報がないので結論は不明となります。
いずれにせよ、分別管理は信託保全に比べ絶対に安心というわけではないので、最悪のケースを想定して口座資金はしっかり管理する事が望ましいです。
サポート体制
海外FX会社で自動売買(EA)を稼働して取引を行うと、トレードや引き出しに関する問題など様々な問題が発生する事があります。
トラブルの際にはFX会社の運営会社に問い合わせる事になりますので、EA(自動売買)を稼働するFX会社を探している場合にはサポート体制を確認しましょう。
GemForexのサポート対応には、
・お問い合わせフォーム
・ライブチャット
の2種類が存在し、日本語によるオンラインサポートで週5日(平日)10-17時の営業時間で対応してくれます。
ライブチャットは2019年9月6日に電話サポートに代わって導入されたもので、LINEのような感じでオペレーターとチャットしながら問題を解決するというサポートです。
GemForexのサポート体制は日本人向けには非常に手堅く、安心して利用できます。
口コミ(世界最大規模のFX Community Forex Peace Armyより)
GemForexなどの海外FX会社でEA(自動売買)を運用したい場合には、海外の提示版で口コミを確認する事ができます。
提示版以外にも、TwitterといったSNSなど確認できる媒体はありますが、世界で最大規模のFXコミュニティであるFPA(Forex Peace Army)のレビューは一目置く価値があります。
FPAは規模がかなり大きいため、有名なFX会社であれば100件以上のレビューを確認する事ができます。
また、FX会社の運営陣においてもFPAの評価やレビュー内容にかなり敏感になっています。
なので、悪いレビュー(クレーム等)に対する運営の返答・弁解なども確認する事ができます。
ちなみに、GemForexは残念ながらFPAに掲示板が作成されていませんでした。
アジア圏をメインにサービス展開しているためだと思われます。
しかし、どういったトラブルが発生する可能性があるのかを把握した上でFX会社を選択する事は、トラブル回避に直結します。
FX会社を選択する際に、そのFX会社に関するレビューには敏感になっておきましょう。
※レビューには嘘の情報なども混じっている可能性があるので、全てを鵜呑みにする事は危険です。
GemForexはEA(自動売買)を運用をする上での手数料は適切?
EA(自動売買)でトレードを行う場合には、自動売買のトレードスタイルに合わせたFX会社を選択する事が非常に重要です。
スキャルピングのような頻繁にトレードを行うEA(自動売買)を稼働させる時に、スプレッドの広い(手数料の高い)FX会社を選んでしまっては、利益を上げる事が困難になります。
また、そもそもスキャルピングを禁止しているFX会社も存在します。
FX会社では注文方法によってスプレッドやLotあたりの手数料などの条件が異なるのが当たり前なので、事前に口座タイプの詳細を確認する事が必須というわけですね。
※稀に手数料の体系があまりにもややこしいFX会社があるので、そういったところはなるべく避けるようにしましょう。
それでは、GemForexが手数料という点でEA(自動売買)を稼働させるのに適したFX会社なのかどうかを確認していきましょう。
料金体系は明確か
「実際にEA(自動売買)を稼働すると把握していないところで手数料が発生した」といった事態は、事前に料金体系を確認しておく事で確実に避ける事ができます。
GemForexでは、オールインワン口座、ノースプレッド口座、レバレッジ5000倍口座それぞれでスプレッド&手数料を明確に提示しているので、これらをしっかり確認しておけば知らず知らずの内に手数料を取られる事はありません。
スプレッドの幅は狭いか
GemForexで一番オーソドックスな口座タイプであるオールインワン口座のスプレッドは、1.4pips~と明記されています。
また、全口座タイプ共通で取引手数料は無料となっているので、スプレッドだけに注目しておけば良いという事になります。
ちなみにGemForexはスプレッドこそ平凡ですが、手数料が一切かからないという点から総合すると、トータルコストはかなり安い部類に入ります。
手数料を重視してEA(自動売買)取引を行うFX会社を探している場合には、GemForexはかなり適していると言えます。
GemForexのEA(自動売買)運用が可能な口座タイプ別の特徴や違いとは?
FX会社には複数の口座タイプが用意されている事が基本で、ユーザーはその中から任意で種類を選択する事になります。
EA(自動売買)でトレードを行う場合には、FX会社が提供している口座タイプの中でEA(自動売買)のトレード手法に適した口座タイプを選択する必要があります。
口座タイプによってロットサイズ・スプレッド・手数料などが全て異なり、自動売買(EA)が使えない口座を提供している場合もあります。
自動売買(EA)で資金運用を考えている場合には、FX会社が提供している口座タイプの特徴を把握し、ベストな口座で運用を開始するよう心掛けましょう。
GemForexが提供する4つの口座タイプ
GemForexでは以下4種類の口座タイプが用意されています。
見ればお分かりになると思いますが、GemForexでEA(自動売買)を利用する場合にはオールインワン口座しか選択肢がありません。
ノースプレッド口座とレバレッジ5000倍口座は裁量トレードに特化しているため、EA(自動売買)非対応となっているからです。
なので、EA(自動売買)の運用をGemForexで検討されている方は、オールインワン口座のスプレッドを他業者と比較するようにしましょう。
また、GemForexにはデモ口座も用意されているので、とりあえずEA(自動売買)を試してみたいという方は、デモ口座を開設→EAを導入してみる事をオススメします。
GemForexが提供する口座タイプ別の特徴や違い
GemForexにはデモ口座を除き3種類の口座タイプがあるとの事でしたが、レバレッジ5000倍口座に関しては既に定員MAXにつき開設不可となっています。
つきましては、
・オールインワン口座
・ノースプレッド口座
こちらの2種類について簡単に解説します。
オールインワン口座
注文ロット数(最低) | 0.01Lot~ |
初期預託金 | 100円($1) |
レバレッジ | 1,000倍 |
スプレッド | 1.4pips~ |
オールインワン口座は、裁量トレード&EA(自動売買)どちらにも使う事ができ、スプレッドも通常設定となっているスタンダードな口座タイプになります。
特にこだわりがなければこの口座を開設しておけばOKという感じです。
初期預託金(最初に入金する際の最低金額)も100円と少額なので、初心者の方や気軽に始めたいという方にはもってこいですね。
また、口座開設ボーナス、取引ボーナスといったキャッシュバック的な要素も用意されているので、上手く使えばお得にトレードを進める事ができます。
チェック
オールインワン口座は超スタンダードな口座!
迷ったらこれを開設しておけばOK!
ノースプレッド口座
注文ロット数(最低) | 0.01Lot~ |
初期預託金 | 300,000円($3,000) |
レバレッジ | 1,000倍 |
スプレッド | 0.0pips~ |
ノースプレッド口座はパッと見で分かる通り、かなり尖った口座タイプとなっています。
なんと初期預託金が30万円と超高額に設定してあるのです。
その対価として激安スプレッドで取引が行えるというメリットがあるわけなのですが、初心者には手を出しづらいでしょう。
ただ、
オールインワン口座を開設→資金を増やす→ノースプレッド口座を開設
といったルートを辿る事もできるので、スプレッドを考慮するとゆくゆくは開設していきたい口座となっています。
しかしノースプレッド口座では、オールインワン口座では受けられる様々なボーナス(口座開設ボーナス、取引ボーナスなど)が一切受け取れないというデメリットがあります。
高額の資金、かつ低スプレッドでひたすらトレードしていく、上級者向けの口座タイプだと言えるでしょう。
チェック
ノースプレッド口座は資金がたくさんある人向け!
低スプレッドでトレードを有利に進めよう!
※ゼロカット処理について
「ゼロカット処理」とは全ての口座タイプに共通で搭載されている機能で、口座残高がマイナスの状態でロスカットが行われた場合に追証の支払い義務が生じない制度です。
万が一、残高がマイナスになった場合でも入金した金額以上の損失が生じる事がない為、安心してEA(自動売買)を稼働する事ができます。
GemForexはEA(自動売買)運用に適した注文方式を提供しているの?
EA(自動売買)で運用をするにあたり、FX会社がどのような注文方式を採用しているかは非常に重要な要素となります。
実はFX会社によって注文方式というのは異なり、その注文方式によってスプレッドや手数料の大きさが変動してくるという特徴があります。
スプレッドや手数料は注文方式とセットで確認を行わないと、思いもよらない罠が存在する場合があります。
最悪の場合、FX会社がトレーダーの資金を溶かす為にスプレッドを調節するなんて事が発生しかねないため、必ず確認するようにしましょう。
FXの注文方式について
以下が主なFX会社が提供する注文方式です。自動売買(EA)を稼働させる場合には、特徴を理解した上でFX会社を選択する必要があります。
細かい特徴は上の表からわかりますが、大きく分けるとDD方式とNDD方式に別れています。この2つだけは必ず理解する必要があります。
DD方式ではトレーダーの注文がインターバンクに流れる事はなくFX会社内で完結する事が特徴です。負けトレーダーが多いとFX会社の利益に繋がる形態となっており、トレーダーからの注文をインターバンクに流しているわけではないので、取引操作が可能です。
極端な例では、自動売買で勝ち続けているトレーダーに対して約定拒否や悪質なリクオートを行う事や、最悪の例だと口座凍結を行う例もあります。
Web上での情報では頻繁に「DD方式の業者は詐欺だから避けましょう」というような事を見かけますが、必ずしもDD方式を採用している業者が悪いというわけではありません。
最近ではSNSですぐに悪い噂は広まりますので、DD方式を採用している業者を選択する場合には口コミをしっかりと確認すれば問題を避ける事ができます。
一方でNDD方式(Non Dealing Desk)ではトレーダーの注文はリクイディティプロバイダーを通じて直接インターバンク市場に流れます。NDD方式はFX会社の取引介入はない為、非常に透明性が高い注文方式です。
FX会社はトレーダーの取引から手数料を徴収する事でのみ利益を得ますので、スキャルピングを禁止したり約定拒否をする理由がない形態です。
GemForexの注文方式の種類
まず、GemForexでは注文方式が明確に記載されていないため、具体的に注文方式がどうなっているのかを断定する事はできません。
ただ、公式サイトで注文方式に関わる情報がいくつか公開されていますので、以下に転載します。
・リクオートと約定拒否の追放宣言!
いくら低スプレッドだからと言って、この2つが存在してしまっては、快適なトレードライフを送る事なんて出来ません。GEMFOREXは、低スプレッド競争に不参加、リクオートと約定拒否を追放します!・0.78秒以内に99.79%約定実現!
約定率は、取引条件の中で重要度は非常に高いものと実感します。GEMFOREXは、高約定競争には参加し、FX業界最高水準の約定率を約束します!・隠れMarkup一切なし!
GEMFOREXは、お客様に内緒で裏で手数料を上乗せするような隠れMarkupなど一切しない事を約束します!明瞭会計に務めます。
上記の情報から読み取れる事としては、NDD方式である可能性が高いという事です。
また、約定拒否が起きないという事を額面通りに受け取るのであれば、NDDのECN方式であると考える事ができます。
リクオートと約定拒否というのは、
顧客が注文した価格が業者が不利な方向へ価格変動してしまった際に、注文を拒否または価格を再提示する行為なので、NDD方式では基本的に起こりえません。
Markupというのは、
公式サイト内などで提示している従来のスプレッド(FX会社の利益)に対して、状況に応じてプラスαの手数料を上乗せして注文を決済する行為です。
顧客から見ると、「なんだかスプレッドが広いな」ぐらいの認識にしかならないので、一概にMarkupだと断定する事ができません。
GemForexではこれらの顧客に不利な行為を一切していないと公言しているので、取引環境としては悪くないと考えられます。
良いと言い切れないのは、注文方式を具体的に公開していないという点で若干の不安が残るからです。
とは言っても、注文方式を具体的に公開しているFX会社自体がそもそも少ないので、だから悪いというわけでもないのですが。
しかし、FX会社を利用する上でこの注文方式を頭に入れておく事は非常に大切で、トレードをしている時、提示されている情報に対して注文に違和感を感じる事が多ければ、「何かやってるな」と判断する事ができます。
これに気付くだけでも、悪いFX会社に搾取される事を防げますので、必ず意識していきたいところです。
GemForexでEA(自動売買)を運用する場合のメリット・デメリットとは?
GemForexに限られた事ではありませんが、EAをFX会社で運用する場合にはメリットとデメリットが存在します。
GemForexでEAを運用する上でどのようなメリットやデメリットがあるのかを紹介します。
メリット
メリット
・裁量トレードのように常にチャートを見る必要がなく自動で運用する事ができる
・トレンド相場以外では安定して利益を出す事ができる
・EA(自動売買)がある裁量トレードと違い、感情に左右されない論理的なトレードを繰り返す事ができる
・GemForexでは、日本人のユーザーが多く、日本人に対するサポート体制が万全である
EA(自動売買)の最大のメリットはやはり自動で運用してくれる事です。
裁量でも儲ける事ができる人の中でも、半分EAで運用したりと工夫をする事でトレードに張り付くような時間を減らす努力をしている方も少なくありません。
また、裁量と比較してFXに対する深い知識が必要なく一度性能の良いEAを見つける事ができれば自動で運用をお任せする事ができます。
さらに、日本人ユーザーが非常に多いため多くの口コミを確認する事ができます。
デメリット
デメリット
・儲かるEA(自動売買)を探すのに時間が掛かる
・トレンド相場に対応する事ができるEA(自動売買)は非常に少ない(完全にはできない)
EA(自動売買)の最大のデメリットとしては、トレンド相場への対応力が裁量と比較して低い事です。
最近ではニュースフィルター機能を搭載しているEA(自動売買)や、主要な経済イベント前後のトレードを避けるEA(自動売買)など、トレンド相場を避けるEA(自動売買)がありますが裁量並みの対応をできるものがないのが現状です。
Brexitやコロナ影響など、急激なトレンド相場に対する対応力についてはEA(自動売買)の最大の課題と言えます。
GemForexでEA(自動売買)を運用する場合の種類とは?
GemForexで自動売買(EA)を稼働する場合には様々なパターンが存在します。
GemForexではWindows版とMac版の2種類のMT4が用意されていますので、MacBookしか持っていない人でもMT4を利用する事ができます。
FX会社運営のシグナル・コピートレード
FX会社によってはFX会社独自のシグナルトレードやコピートレーダーを提供している事があります。
GemForexでは、ミラートレードという名のコピートレードが用意されており、ユーザーは様々な種類の中から好きなものを選んでトレードを任せる事ができます。
※GemForexより転載
一見、この中で成績が優秀なものを使えば簡単に儲かるんじゃないかと思われがちですが、実際に使ってみると全然勝てないなんて事もザラですので慎重に利用するようにしましょう。
MT4/MT5プラットフォームで自動売買を行う
GemForexではMT4/MT5を使用してEA(自動売買)を稼働させる事ができます。
Broker運営のオリジナルの自動売買がない為、MT4/MT5を使用してのEA(自動売買)運用がメインになります。
MT4/MT5を使用するEA(自動売買)の運用に関しては、方法はたくさんありますが主要なものを見ていきましょう。
GoGo Jungleで自動売買(EA)を購入する
GoGo JungleはEA(自動売買)の入手場所として日本人に人気があります。
GoGoJungleのマーケットプレイスでは、登録者が自由にEA(自動売買)の売買を行う事ができます。
種類がかなり豊富で、主に日本人が作成したEA(自動売買)が販売されています。
GemForexでもGoGoJungleで入手したEA(自動売買)を使用する事が可能です。
以下がGoGoJungleのEAを検索する画面です。
4000件以上のEA(自動売買)があり、種類はかなり豊富です。上の画像は利用者数が多い順での表示ですが、レビューの数からも利用者数の多さがわかります。
また、右下の赤ワクの部分にチェックを入れる事によってGemForexのMT4/MT5で稼働が可能なEA(自動売買)を探す事もできます。
GoGoJungleを使うメリット
・GoGoJungleは金融商品取り扱い法に定められる投資助言業・代理業を保有しているので安心
・サイトは全て日本語ですので日本人には使いやすい
・気軽に検索をする事ができる(収益率・PF・取引回数・価格・最大ドローダウン・最大ポジション数)
・日本人によるレビューも多く、実際に使用している人の感想を確認できる
・バックテストの結果がのせられている事が多い
GoGoJungleを使うデメリット
デメリット
・Liveアカウントのフォワードテストの結果が載せられているものが少ない
・FX会社の取引履歴とトレーダーのMT4の取引履歴が一致しているかを確認するような仕組みはない
・EA(自動売買)によってはMyfxbookによって公開されているものもありますが、かなり少ないのが実情
GemForexでEA(自動売買)を始める事を検討していて、まずは日本人向けのわかりやすいEAを探しているならGoGoJungleはかなりオススメです。
MQL5上の自動売買(EA)を購入・シグナル購読をする
MQL5 CommunityではEA(自動売買)の購入・シグナル購読の2つが可能です。EA(自動売買)とシグナルの種類は世界最大級です。
MQL5のマーケットではEA(自動売買)の購入、シグナルではシグナル購読による自動売買が可能です。また、GemForexでMQL5で入手したEAを使用する事も可能です。
メリット
メリット
・EA(自動売買)のトレードスタイルから絞り込んで検索する事ができる
・レビュー件数は非常に多く、購入・シグナル購読をした人のみがレビューを書く事ができる為、信頼できる
デメリット
デメリット
・EAの販売ページは英語のものがあるので、英語がわからないとEA(自動売買)の特性は理解できない
・Live Accountのフォワードテスト結果が公開されているものは少ない
・販売後のサポート体制については不明なものが多い
GemForexでEA(自動売買)を始める事を検討していて、海外のEAを視野に入れて幅広く独自で探していきたいという中・上級者にはMQL5でEAを探す事をおすすめします。
海外EAを購入する * おすすめ!
海外EAを購入する場合には、GoGoJungleやMQL5のようなマーケットプレイスではなく海外EAのホームページで購入する必要があります。例えば、以下のようなサイトです。(FXSTABILIZERというEA)GemForexのMT4/MT5上でも、海外EA(自動売買)は稼働する事ができます。
海外EAのサイトは無数にありますが、安定して利益を出しているようなEAは限られますので基本的にはある程度知名度がある海外EAから選ぶ事になります。
海外EAを探すのに慣れますと、海外EAの公式データの提供方法がどれだけ透明性が高いものかを知る事ができます。
メリット
メリット
・EAによってはサポート体制や返金保証が手厚い
・EA運営陣による公式Live AccountのフォワードテストがMyfxbook上で公開されている事が多い
・海外EAの中には優秀なものが存在している
・ある程度有名な海外EAの場合には、複数Userによるフォワードテスト結果をみる事ができる
・Forex Peace Army(FPA)にEAのレビューが載っているので、使用した感想を確認する事が可能
デメリット
デメリット
・EAの販売ページは英語な事が多い為、英語が理解できない場合にはGoogle翻訳に頼る事になる
・本当に儲かるEAを探す為にはリサーチ力が必要
GemForexでEA(自動売買)を始める事を検討されている方で、自分の実力でリサーチを行って性能の高いEAを手に入れたいと思われている上級者には、海外EAがおすすめです。
GemForexでEA(自動売買)運用を行う場合の環境設定
GemForexに限ったお話ではありませんが、自動売買(EA)を使用する場合には自動売買に適した環境設定を行う必要があります。
Broker運営のコピートレードの場合
FX会社が提供しているシグナルを購読、またはコピートレードを使用する場合にはFX会社が定める環境設定を行う必要があります。
GemForexでは、口座開設後にストラテジーの追加という形でミラートレード(コピートレード)を始める事ができます。
具体的な方法は公式サイトで丁寧に解説されていますので、そちらをご覧ください。
MT4で自動売買(EA)を稼働させる場合
GemForexでMT4/MT5を使用してEAを稼働する場合には、大きく分けて2つのパターンがあります。
- EA(自動売買)を稼働している間にパソコンの前でトレードを観察して、時にはマニュアルでトレードを行う
- EA(自動売買)を設定後、完全放置の完全にお任せでトレードを行う
EA(自動売買)を稼働している間に「時々は裁量取引を混ぜていきたい」というケースでは、特別な設定は必要ありません。
MT4/MT5でEAを稼働している間も、必要だと感じた時だけ裁量取引を行う半マニュアルトレードが可能です。
ただ、EA(自動売買)を稼働させた後、PCの電源を24時間付けっぱなしにする事ができない環境である場合、VPSというツールを使う必要が出てきます。
自動売買(EA)はVPSが必須
GemForexでEA(自動売買)を常に稼働させ続ける為にはパソコンを24時間365日稼働し続ける必要があります。
MT4を起動したままにしなければEAは稼働できないからです。
その悩みを解消してくれるのがVPS(Virtual Private Server)です。
簡単に説明すると、インターネット上のパソコンを24時間365日貸してもらえるサービスです。
最近では、家のパソコンを外出している時にもリモートで操作する事ができますが、そのイメージにとても似ています。
インターネット上のパソコンではありますが、いつでもアクセスして操作をする事ができるのは非常に便利です。
自分が寝ている時も、飛行機に乗っている時も、いつでも年中無休でEAを稼働し続ける事が可能になります。
完全にEAを放置し続けるタイプのトレーダーは、間違いなくVPSを使用しています。
これからGemForexでEA(自動売買)を使用していきたい方は必ず通る道になります。
VPSのメリットとデメリット
GemForexでEA(自動売買)を稼働する際に、常にインターネット上でパソコン1台を年中無休で稼働し続ける事のできるVPSですが、メリットとデメリットが存在します。
メリット
メリット
・万が一、家が停電になり回線が途切れた場合でもVPSであれば安定して常にMT4を稼働し続ける事ができるので安定性が高い
・スマホに限らず、VPSに接続が可能な端末であればどこからでも操作が可能なので汎用性が高い
・FX会社によっては利用条件を満たす事で無料で利用できる事がある為、コスパが高い
・家のパソコンがMacのみの場合でも、VPS接続を行えばWindow版のMT4をVPS上で使用する事ができる
・VPSを使用したスペックの高い取引環境であれば、スキャルピングのような負荷が高いトレードも安心
デメリット
デメリット
・FX会社が無料で提供している場合を除き、1,500円/月以上の固定費が掛かる
・CPUやメモリのスペックが低すぎるとエラーが発生する事がある
メリットとデメリットを挙げたものの、GemForexでEA(自動売買)を24時間稼働させるためにVPSは必要となります。
EA(自動売買)を安定して稼働させるために必要なものなので、メリットとデメリットを理解した上で運用を行いましょう。
VPS提供業者
GemForexでEA(自動売買)を稼働させ続ける為のVPS提供業者は大きく分けて2つ存在します。
一般的にVPSを使用する場合にはVPS提供の専用業者からサービスを購入するか、もしくはFX会社が自社で提供するVPSを使用するかです。
GemForexが提供するVPSを使用する場合
GemForexでは、Merric Mirror Hosting社によるVPSサービスを「GemForex口座を持っているユーザー」に提供しており、以下の条件を満たす事で無料利用が可能となっています。
上記を満たしていないと、毎月第一営業日に利用料28USDが自動で口座から引き落とされますのでご注意ください。
初めてGemForexでEA(自動売買)を試すという方には少しハードルが高いかもしれませんが、最初からガッツリトレードを行う前提であれば活用する価値はあります。
また、一般的なVPSでも最低1,500円/月ぐらいはかかりますので、それが条件付きとは言えど無料になるのはトレーダーにとって嬉しい話です。
VPS専用の業者からVPSを利用する方法
海外も加えるとVPS業者はたくさん存在しますが、利用者の多いメジャーなVPS提供業者は2社あります。
「お名前.com」と「使えるネット」です。
EAを使用しているトレーダーからすれば一般常識と言っていいぐらい有名なVPS業者です。
どちらもデータセンターは国内とニューヨークから選択する事ができ、天災による停電のリスクを考えるとニューヨークの方が安全度が高いという見方があります。
価格に関してはどちらも頻繁にキャンペーンをしている為、GemForexでのEA(自動売買)稼働に利用するのであれば、そのタイミングに合わせてお得な業者を選択しましょう。
正直なところ、サービスの内容に大きな差は無くあまり悩む必要はありません。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、GemForexがEA(自動売買)を稼働するのにオススメできるかについて説明しました。
GemForexは日本人に人気のある海外FX会社で口コミも多く、これからEA(自動売買)を海外FX会社で試してみたいという方にはおすすめのFX会社です。
注文方式に関しても、ユーザーの不安な要素を潰した限りなくNDD方式に近い方式を取っていますし、スプレッドも海外FX会社の中では優秀な部類です。
EAでの運用という観点で見れば、かなり使いやすいFX会社なのではないかなと思います。