こんにちは!シェリーです。
本記事では、FXのEA(自動売買)の種類について解説します。
FXの自動売買には様々なタイプが存在しますが、
大まかにはリピート型・ストラテジー型という二種類に大別されます。
今回は、これら二つがそれぞれどんな特徴を持ち、どんな人に向いているのか、項目ごとに解説していきます。
本記事を最後まで読むことで、FXの自動売買に関してかなり詳しくなれます。
それでは早速、FX自動売買のタイプを見ていきましょう。
この記事の目次
- FX自動売買(EA)の種類は大きく分けると2種類ある
- FX自動売買(EA)の種類「リピート注文型」とは?
- FX自動売買(EA)の種類「リピート注文型の特徴」とは?
- リピート注文型に向いている人、向いていない人の特徴とは?
- FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー選択型」とは?
- FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー選択型」の特徴とは?
- ストラテジー選択型が向いている人、向いていない人の特徴とは?
- FX自動売買(EA)の「種類ストラテジー選択型におけるオリジナル系」とは?
- FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー選択型におけるオリジナル系」の特徴とは?
- ストラテジー選択型におけるオリジナル系が向いている人、向いていない人の特徴とは?
- FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー自己設定型」とは?
- FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー自己設定型」の特徴とは?
- ストラテジー自己設定型が向いている人、向いていない人の特徴とは?
- FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー開発型(MT4)」とは?
- FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー開発型(MT4)」の特徴とは?
- ストラテジー開発型(MT4)が向いている人、向いていない人の特徴とは?
- まとめ
FX自動売買(EA)の種類は大きく分けると2種類ある
繰り返しになりますが、自動売買の種類は大きくリピート型とストラテジー型に分けられます。
まずは、これらにどんな特徴があるのかを見ていきましょう。
リピート型
リピート型の自動売買の特徴は、
あらかじめ数字を設定して、その通りに延々と繰り返す(リピートする)
というもので、基本的には多くの自動売買がこのタイプに当たるでしょう。
自分自身で全ての操作を行う裁量取引とは異なり、
買い&売りのタイミング、利確&損切りの値幅さえ決めてしまえば、後は勝手に動いてくれます。
具体的には、以下のサービスが挙げられます。
リピート型自動売買サービスの例
・ループイフダン(アイネット証券)
・トラリピ (マネースクエアジャパン)
・iサイクル2取引
・サイクル2取引 (外為オンライン)
・トライオートFX (インヴァスト証券)
・トラッキングトレード (FXブロードネット)
・リピート注文 (トレイダーズ証券)
また、お気付きの方も多いかもしれませんが、
国内で展開しているメジャーな自動売買サービスのほとんどがこのリピート型です。
そのシンプルさから多くのユーザーに好まれ、かつ提供側も積極的にPRしているため、利用者が増えつつあるというのが現状です。
ストラテジー型
ストラテジー型の自動売買は、
ストラテジー選択型
ストラテジー設定型
ストラテジー開発型
とも呼ばれています。
このストラテジー型の特徴は、
売買の指示を出すプログラムを自分で選んだり、売買のシステム自体を自分で作成できることです。
飲食店で例えると、
多彩なメニューから料理を選んだり、あるいは自分で組み合わせを作れる定食屋
という感じです。
数値を設定するだけでなく、様々な売買パターンを自分で選んで自動売買を始めることが可能となっています。
具体的には、以下のサービスが挙げられます。
ストラテジー型自動売買サービスの例
・トラッキングトレード(FXブロードネット)
・iサイクル2取引(外為オンライン)
・シストレ24
・トライオートFX 自動売買セレクト(インヴァスト証券)
・セントラルミラトレーダー(セントラル投資FX)
・エコトレFX(ひまわり証券)
・ちょいトレFX(FXプライムbyGMO)
また、海外の自動売買サービスでよく耳にするミラートレードもこのストラテジー型に分類されます。
ミラートレードは、トレ―ダ―の注文と自分の注文をリンクさせて全く同じタイミングで売買を行うというもので、あたかも自分がプロトレーダーになったかのような感覚を味わうことができます。
この自動売買サービスは国内にはほとんど存在せず、海外シェアが大半を占めています。
リピート型・ストラテジー型共に魅力的なサービスではありますが、仕組みが大きく異なるので利用する場合には自分に合ったものを選択するべきでしょう。
ついては、次項よりそれぞれの仕組みと特徴について解説していきます。
FX自動売買(EA)の種類「リピート注文型」とは?
リピート型は、注文に関する数値だけ決めておけば後は勝手に動いてくれる気軽な自動売買です。
基本的には新規注文と決済注文を繰り返すだけのシンプルなものとなっているので、多くのFXトレーダーが自動売買を検討する際の候補になることが多いです。
典型的なリピート型注文の一例としては、
最初に広い範囲の新規注文を出し、利益が出そうなタイミングで利確する
といったものが挙げられます。
ただ、このリピート型にもタイプが存在し、
逆張り系
順張り系
の二種類に分かれます。
裁量取引においても、トレンドに準じる順張り、一時的な反発を狙う逆張りに分かれるかと思いますが、それと同様だと考えていただければ結構です。
逆張り系リピート
逆張り系リピートは、多くのリピート型自動売買で採用されています。
この逆張りというのは、
大局的に価格が上昇する流れ(上昇トレンド)の中、局所的に発生する一時的な価格の下落をピンポイントに狙うスタイルのことです。
※逆も然り
比較的取引回数が多い傾向にあり、回数を重ねて利益を出していきます。
短期間で利益が上がりやすいのが特長で、頻繁に注文を行うリピート型自動売買に適していると言えます。
また基本的に、逆張り系リピートの自動売買は短期間で少額の利益を積み上げていくスキャルピングと呼ばれるトレードスタイルをメインで採用している傾向にあります。
短期間、少額の利益の積み重ねという目的で自動売買を動かす上で、スキャルピングと逆張りトレードはとても親和性が高いからですね。
ただ、裁量取引となると逆張りはあまり使われなくなります。
それは、機械的に行うからこそメリットの大きい手法だからです。
順張り系リピート
順張り系リピートは、先ほどの逆張り系リピートの真逆です。
大局的に価格が上昇する流れ(上昇トレンド)の中、その流れの方向に乗ってトレードを行うスタイルになります。
通貨の価格がどんどん上がっているという状況であれば、流れに逆らわず買いを入れます。
通貨の価格がどんどん下がっているという状況であれば、流れに逆らわず売りを入れます。
これはFXにおける基本的なスタイルであり、最も夢のあるスタイルでもあります。
例えば、1ドル100円から価格が上昇している場面において、10pips単位で買いポジションを増やしていきます。
そして、1ドル105円まで上がったら、段階的にポジションを決済(利確)していきます。
必ずしもポジションを複数持つ必要はありませんが、基本的にはこのようなイメージで利益を上げていきます。
通貨の中には持っているだけでスワップポイントによる利益が上がる銘柄もあり、このスワップポイントを目的としているケースも存在します。
ただ、中長期的な目線で利益を上げていくスタイルになるので、これを採用しているリピート型自動売買はあまり多くないというのが現状です。
FX自動売買(EA)の種類「リピート注文型の特徴」とは?
リピート型自動売買の特徴は、内容が単純で簡単であることです。
「安く買って高く売る」をシンプルに繰り返すだけですからね。
この安く買うタイミングをどういったポイントで行うのか
どの程度の利益を狙うのか
その注文を何ポジション持つのか
これらの数値を決めてしまえば、後は放置するだけです。
ただ、シンプルが故に様々な状況の変化に対応できない場合があるので、状況によっては一時停止する必要もあります。
シンプルが故に融通が利かない、そんなデメリットもありますが、
「その自動売買が具体的にどのような取引を行っているのか」を理解した上で運用できるという点で、初心者に受け入れられやすいのです。
リピート注文型に向いている人、向いていない人の特徴とは?
以上を踏まえ、リピート型自動売買の利用にどんな人が向いていて、どんな人が向いていないのか、そんな疑問をそれぞれ解説していきます。
向いている人
リピート型自動売買に向いている人は、
自動売買をあまり使ったことがなく、手を加えないで一旦使ってみたいという人です。
リピート型自動売買は、自動売買初心者に向いているということですね。
安く買って高く売るというシンプルなロジック
簡単な仕組み
理解しやすい売買パターン
上記がその理由です。
更に、国内業者の多さ、日本人利用者の多さにより、インターネット上で情報収集しやすいという点も、初心者にとってはありがたいところです。
また、あまり自動売買に手を加えたくないという人にも向いているのと言えます。
他にも別の投資を行っていてリソースを割きたくない
本業が忙しいので有事の操作が面倒くさい
このようなケースですね。
一度設定が完了すれば、定期的なチェックは必要にしろ基本的には放置できるのがメリットなので、あまり時間に余裕が無いという人には重宝するでしょう。
向いていない人
リピート型自動売買には向いていない人は、
裁量取引に近い取引を目指している人、より複雑なロジックで取引を行いたい人です。
リピート型自動売買は、良くも悪くも「ただのシステム」なのです。
そのため、悪いイメージに捉えられてしまう方も少なくないでしょう。
特に、裁量取引の経験が豊富な方ほど、この単純な取引に違和感を感じることが多いので、中上級者には向いていないかもしれません。
また、とにかく延々と同じパターンの取引を繰り返すので、
このパターンではなく、もっと分析に基づいた自然な動きで売買して欲しい
局面に応じて売買して欲しい
このように考えられる方には物足りないでしょう。
リピート型自動売買に不満を感じる方は、裁量取引やストラテジー型でより深いトレードを目指した方が良いかもしれませんね。
FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー選択型」とは?
リピート型以外にも、ストラテジー選択型(ミラートレード)というものが存在します。
これについて詳しく見ていきましょう。
ストラテジー選択型(ミラートレード)
ストラテジー選択型(ミラートレード)とは、
様々な自動売買の中から自分が気に入ったものを選択したり、あるいは他のトレーダーの取引を完全コピーして取引を行う自動売買のことです。
これは、「独特な動きをする自動売買システム」「人による裁量取引」をそのままミラートレードという形でコピーすることから、非常に質の高いトレードが望めます。
ただ、人間が運用している場合、時には感情に左右されたトレードが行われてしまう可能性もあります。
そういったファジーさが好ましくないという人もいるでしょう。
自動売買の魅力の一つは「感情に流されない」という点ですから、その魅力が失われるという見方もできてしまうのです。
代表的なもの(セントラルミラートレーダー)
代表的なものとして、セントラルミラトレーダー(セントラル投資FX)が有名です。
こちらは、トレーダーの取引をコピーするミラートレードというよりも、ストラテジーという様々な自動売買を自分で選択して売買というものです。
サイト内で検索をかけ、
・おすすめ
・マーケットベース
・低リスク型
・バランス型
・トレンド型
といったタイプの中から、自分に合ったストラテジーを選択していきます。
もちろん、更にこだわって細かいフィルターをかけられるため、ストラテジーの特徴を知りたいという人におすすめです。
他にも、インヴァスト証券の「トライオートFX 自動売買セレクト」といったものがあります。
日本では、トレーダーの取引をコピーするミラートレードサービスではなく、数あるストラテジーの中から好きなものを選択するというサービスがメインとなっています。
これは、トレーダーの取引をコピーするという行為が「投資の委任」という国内の法律に抵触する可能性があるからです。
FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー選択型」の特徴とは?
ストラテジー選択型(ミラートレード)の特徴は、
ストラテジー(自動売買プログラム)を選ぶだけというシンプルさです。
様々なストラテジーが用意されている中、自分のイメージする自動売買システムを選ぶことができるので、選択肢が広がります。
リピート型のような気軽さがありながら、より本格的に運用が行える仕組みになっていると言えるでしょう。
一方で、国外サービスにおけるストラテジー選択型自動売買の場合は、トレーダーの取引をコピーし精度の高い取引が望めることがメリットだと言えるでしょう。
ストラテジー選択型が向いている人、向いていない人の特徴とは?
次に、ストラテジー型が向いている人と向いていない人には、どのような特徴があるのでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。
向いている人
ストラテジー選択型自動売買の利用に向いている人は、
リピート型注文に不満はあるけど、そこまで知識があるわけではないという人です。
「リピート型みたいに単純なものじゃ利益が上げられない気がする」
「シンプル過ぎて不安」
「自分好みの注文がしたい」
上記の内容に当てはまる、かつ十分な自動売買の知識はないという人です。
ストラテジーを選んで自動売買が始められるという点はリピート型に引けを取らない簡単さですし、
ミラートレードで任せっきりしても結果が見込めることから、
普段あまり時間に余裕が無いという人に向いていると言えるでしょう。
向いていない人
ストラテジー選択型自動売買の利用に向いていない人は、
自分でより細かく設定を行いたいという人です。
ストラテジー選択型は、所詮は用意されている中から選ぶだけなので、更に求めたくなるケースもあるでしょう。
また、中には非常に複雑なストラテジーも存在するので、自分が理解できる仕組み(リピート型など)で自動売買をしたいという人には少し難易度が高いかもしれません。
これでも決して自由度が高いとは言えないため、多くを求める方には不都合が多いと言えるでしょう。
FX自動売買(EA)の「種類ストラテジー選択型におけるオリジナル系」とは?
ストラテジー選択型(オリジナル系)は、ストラテジー自体を業者が提供しているというものです。
これは、先ほどのストラテジー選択型よりも業者の特色が反映されたものが用意されています。
独特なシステムが多い傾向にあり、自動売買についての理解が深くないと、大損したり意味が分からないまま全損したりしてしまうケースがあるので、安直に利用することは危険です。
代表的なもの(シストレ24)
代表的なものは、インヴァスト証券のシストレ24です。
これは、大手のストラテジー型自動売買になります。
自動売買プログラムの入れ替えも自動化していたり、プログラム数6000以上の世界最大規模を誇っています。
そして、これまで紹介してきた自動売買とは異なり、複数のストラテジーを選択するだけには留まらず、市場の状況に応じて売買方法を切り替えるというフルオート機能が搭載されています。
また、検証用としてデモトレードも提供しているため、自分好みのストラテジーを探すことが可能となっています。
FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー選択型におけるオリジナル系」の特徴とは?
ストラテジー選択型(オリジナル系)の特徴は、そのFX会社が開発しているシステムのストラテジーだということです。
会社の独自のシステムによって開発されているので、自分に合っているのかどうかを判断できる観察眼がないと十分なメリットを享受できない可能性が高いのです。
先ほど紹介したシストレ24のフルオート機能などは、売買パターンが切り替わるという機能が付いていますが、しっかり研究をしないとどのように自動売買が行われているのか把握できず、運用を休止する判断が鈍るリスクがあるということも忘れてはいけません、
ストラテジー選択型におけるオリジナル系が向いている人、向いていない人の特徴とは?
次に、ストラテジー選択型(オリジナル系)に向いている人、向いていない人の特徴を見ていきましょう。
向いている人
ストラテジー選択型(オリジナル系)に向いている人は、
中級者、こだわりのストラテジーを使いたい人です。
中級者の人は、ある程度自動売買について理解しているので、数あるストラテジーから最適なものを選ぶことができるでしょう。
また、デモトレードによる検証が非常に便利なシステムだと感じられると思います。
また、ストラテジーの母数が多いので、こだわりの強いストラテジーも多いです。
そういったものを探し、自分なりの運用をしたいという方にオススメです。
向いていない人
ストラテジー選択型(オリジナル系)に向いていない人は、
FX初心者、自分で自動売買を組みたい人です。
初心者からすると、どうやって利益が上がっているのが分からなかったり、なぜ損をしているのかが分からないといったデメリットがあります。
また、検証機能を有意義に使えないというのも機能の持ち腐れになってしまいます。
基本的にはリピート型よりも複雑なものが多いので、各ストラテジーの理解が難しい可能性が高く、
そういった時に安易に運用実績だけで選んでしまうと、自分に合わないストラテジーを選んでしまうことも少なくないのです。
また、自分で自動売買を組みたいという上級者は、業者が用意した既存のものしかないため物足りないでしょう。
ストラテジーがいくら豊富だろうが、自分の想定している取引が再現できないのでは意味がありませんので、ストラテジー探しが徒労に終わってしまう可能性もあります。
FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー自己設定型」とは?
次に、ストラテジー自己設定型について紹介します。
これは一言で言うと、自分で自動売買を作成するというものになります。
ストラテジー自己設定型
ストラテジー自己設定型とは、自動売買プログラムを自身が設定するというものです。
自由度がとても高く、自分自身のオリジナルなストラテジーが作れるというのが大きな魅力になります。
そのため、「自動売買を検討しているが既存のものでは納得できない」という人にも使える代物となっています。
代表的なもの(トライオートFX)
代表的なものとして、インヴァスト証券のトライオートFXがあります。
トライオートFXは、自らが設定を行い自分好みの自動売買ができることで定評のあるストラテジー自己設定型自動売買です。
シミュレーション機能も付いており、自分の作ったストラテジーがどのように動くかの検証も可能となっています。
このトライオートFXには、自分でストラテジーを作成する「ビルダー」や、先ほど紹介したストラテジー選択型の「セレクト」が用意されているので、両方を織り交ぜたストラテジーを開発することもできます。
FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー自己設定型」の特徴とは?
ストラテジー自己設定型の特徴は、プロ仕様の本格的な自動売買ができるということです。
自分の好きなように設定できるので、独自の理論を自動売買に活かすことができ、それが利益を出した時の喜びは従来の自動売買では得られないものです。
僕もストラテジーを自作して自分専用の自動売買を運用していますが、
自分好みにいくらでもカスタマイズできるので非常に利便性が高く、利益率も全て自分で調整出来るため、まさに金の成る木
といった感じです^^
これに関しては僕も太鼓判を押しているので、是非自分好みのストラテジーを作成してみてください。
ただ、
「自分じゃちょっとプログラミングも出来ないし作れないよ」
という人もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、有料となりますが受注生産などもしておりますのでシェリーの公式LINEからお気軽にご相談ください。
ストラテジー自己設定型が向いている人、向いていない人の特徴とは?
ストラテジー自己設定型に向いている人、向いていない人の特徴を見ていきましょう。
向いている人
ストラテジー自己設定型に向いている人は、
FX上級者です。
「自分の理論を自動売買に活かしたい」
「自分で自動売買システムを作って、独自のストラテジーを走らせたい」
という人に最適です。
向いていない人
ストラテジー自己設定型に向いていない人は、
初心者、あるいは自動売買のシステムを自分で組む自信がない人です。
自己設定を行うには、前提として自動売買に関する開発知識が求められるので、まずはそれを身に付ける必要があります。
FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー開発型(MT4)」とは?
最後は、ストラテジー開発型(MT4)について解説します。
ストラテジー開発型(MT4)
ストラテジー開発型はMT4(MetaTrader4)と言う世界的に使われているFX取引プラットフォームで自分の開発したEA(ストラテジー)を動かすというものです。
これを使えば非常に自由度の高い自動売買が可能となります。
MT4はどこで入手できる?
MT4は無料ソフトであり、MT4を取り扱っているFX会社のホームページでダウンロードが可能です。
口座開設をしなくとも、フリーソフトやスマホの無料アプリのような感覚で手に入れられるのが魅力です。
※実際にお金を入金して運用する場合には口座解説が必要です。
MT4を導入しているのは海外業者に多い傾向にありますが、国内にも「サクソバンク証券」「楽天証券」などが対応していますので、自分に合ったFX会社を選ぶようにしましょう。
⬇︎ 参考までに、僕のオススメは比較的使いやすいXMのMT4です ⬇︎
FX自動売買(EA)の種類「ストラテジー開発型(MT4)」の特徴とは?
ストラテジー開発型(MT4)の特徴は、とにかく自由度が高いということです。
これまで紹介してきたものは、最終的に各業者のプラットフォーム上で動かすことになります。
業者Aで作成したストラテジーを業者Bで使う
ということができないため、汎用性に欠けるというデメリットが存在するのです。
一方で、MT4は各業者が共用として使っているプラットフォームにつき、MT4を導入している業者であれば、簡単に切り替えて稼働させることができるというメリットがあるのです。
ストラテジー開発型(MT4)が向いている人、向いていない人の特徴とは?
ストラテジー開発型(MT4)に向いている人、向いていない人の特徴を紹介します。
向いている人
ストラテジー開発型(MT4)に向いている人は、
海外業者に抵抗がない、かつ縛りの無い状況下でストラテジーを開発したいという人です。
自分で検証し、自分の気に入った業者でストラテジーを走らせたいという人に向いているでしょう。
向いていない人
ストラテジー開発型(MT4)に向いていない人は、
FX中級者以下の人です。
海外FX業者
MT4
ストラテジー開発
というハードルがあるため、十分な知識がないまま手を出すと逆に損をしてしまう可能性が高いです。
ただ、国内でもMT4に対応している業者が出てきていることや、日本語でMT4の解説がされているサイトも増えてきていることから、今後徐々に中級者の方でも利用できる環境になる可能性が高いです。
なので、今のうちに慣れておくのも一つの手かもしれませんね。
まとめ
自動売買には様々なタイプが存在します。
「自動」というだけで非常に魅力的なものと言えるのですが、
更に自分に合ったタイプのものを選ぶことで、より多くの利益を手にすることが可能です。
是非とも、自身だけの自動売買環境を確立し、効率的に利益を上げていきましょう。
これが実行できているのはほんのごく一部なので、今から始めても全く遅くありませんよ。