こんにちは。

シェリーです。

 

 

今回は、RSIとボリンジャーバンド複合サインツールのBBRというサインツールを紹介します。

 

 

BBRは、「Bollinger Band RSI」の略で、有名トレンド系サインツールのボリンジャーバンド、有名オシレーター系サインツールのRSIを組み合わせ、トレンド状況や買われ過ぎ・売られ過ぎを判断し、トレードを行なっていくサインツールです。

一般的にトレンド系とオシレーター系のサインツールは相性が良いとされており、中でもボリンジャーバンドとRSIは特に相性が良いです。

 

 

BBRはこんな方におすすめ!

・FXで逆張りトレードをしていきたい

・だましを回避したい

・トレード時間は短めでサクサクやりたい

・リスクをあまり取りたくない

 

RSIをはじめとしたオシレーター系サインツールでは、いかにだましを回避してトレードするかということが重要になります。

そこで登場するのがボリンジャーバンドで、トレンド状況と同時に相場を判断することで、より精度の高い逆張りトレードが可能となります。

 

 

また、BBRは僕がオリジナルで開発したサインツールの一つで、サイトをご覧の皆さんには無料で提供させていただいております。

 

➡︎ 早速BBRをダウンロードしたい方はこちら ⬅︎

 

 

早速内容に入っていきたいと思いますが、まずはBBRをお使いいただく前に、

 

・BBRの元となっているRSIとボリンジャーバンドについて

・RSIとボリンジャーバンドを組み合わせたトレードについて

 

この2点について解説させていただければと思います。

「そんなのとっくに知ってるよ!」という方は目次からスキップしてください。

 

 

RSIとは?

まず、そもそもRSIを知らないという方に向けて、RSIがどんなサインツールなのかを簡単に解説します。

 

 

RSI(相対力指数)とは、直近の一定期間において、終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのかを計測するオシレーター系サインツールです。

RSIの数値を示す線グラフが50%を中央ラインとして0-100%の範囲で推移し、買い優勢であれば線グラフが50以上、下降局面あれば線グラフが50%以下になります。

 

 

一般的なRSIの見方としては、RSIが70-80%以上であれば相場は買われ過ぎ、逆に20-30%以下であれば相場は売られ過ぎだと判断していきます。

 

買われ過ぎであれば、これから売られていく可能性が高まるので売り(ショート)

売られ過ぎであれば、これから買われていく可能性が高まるので買い(ロング)

 

という感じでエントリーチャンスを狙っていくようなイメージです。

 

 

このパーセンテージで買われ過ぎ・売られ過ぎを判断するという点は、ストキャスティクスと同様ですね。

 

 

また、RSIは数あるオシレーター系サインツールの中でもトップクラスに使用人口が多く、その信頼度はお墨付きです。

 

 

ボリンジャーバンドとは?

次に、ボリンジャーバンドの解説をします。

 

 

ボリンジャーバンドはトレンド系サインツールの一つで、標準偏差による価格の乖離という観点から相場の勢いや方向性を見る指標です。

また、標準偏差は「σ(シグマ)」という単位で表され、ボリンジャーバンドではよく使う言葉なので覚えておくと良いですね。

 

 

ボリンジャーバンドでは、中心線となる移動平均線を基準とし、

 

上方向:+1σ、+2σ、+3σ

下方向:-1σ、-2σ、-3σ

 

といったように上下3種類ずつのバンドを引き、±3σのバンドに近いほど価格が乖離していると判断することが出来ます。

 

 

また、ボリンジャーバンドにおける有名な統計数値に、

 

ロウソク足がボリンジャーバンドの±1σの範囲内に収まる確率:約68.3%

ロウソク足がボリンジャーバンドの±2σの範囲内に収まる確率:約95.4%

ロウソク足がボリンジャーバンドの±3σの範囲内に収まる確率:約99.7%

 

というものがあり、これを元にトレードを組み立てている人も多いですね。

 

 

特に±3σのバンドにロウソク足がタッチしている時は、相場の勢いがかなり強いと捉えることが出来るので、「これからトレンドが始まりますよ」という合図になったり、そこから一気に売られて価格が急反転するというパターンもあったりと、何かしらの大きな値動きの発端となることが多いです。

 

 

FXでRSIとボリンジャーバンドを複合した逆張り手法とは?

それでは、具体的にRSIとボリンジャーバンドを組み合わせてどのようにトレードをしていくのかというお話をします。

 

 

上図では、

 

・5分足チャートでボリンジャーバンドの±3σにロウソク足がタッチ

・5分足チャートでRSIの数値が30または70をブレイク

 

この2つの条件で逆張りトレードをしています。

 

 

基本的には瞬間的な上昇・下落を狙っていき、ある程度のpipsが獲得出来たらすぐに利益確定をしていきます。

なので、5分足・15分足といった比較的短期足のチャートで「スキャルピング」をしていくようなスタイルが望ましいです。

 

 

この手法は高い勝率をキープ出来ることが利点ですが、一方で利益確定のタイミングが難しいという面もあるので、あまり欲張らずに損小利中ぐらいのイメージを持ってトレードすると良いですね。

 

 

FXRSIとボリンジャーバンドの勝率はいいのか?

先ほどの「RSIとボリンジャーバンドを活用した逆張り手法」における、ここ半年間のトレード勝率は、

 

75.6%(146勝47敗)

 

となっております。

 

 

以下、トレードの詳細です。

 

トレード条件詳細

通貨ペア:USD/JPY

時間足:5分足

エントリー条件1:ロウソク足がボリンジャーバンド±3σにタッチ

エントリー条件1:RSIの数値が30,70をブレイク

トレード終了条件:ロウソク足が移動平均線まで戻ってきた時

 

トレード終了条件にはまだまだ改善の余地があるので、更に勝率を上げていくことが可能だと思っています。

現状でもトレード4回のうち3回は勝っている計算なので、「どう見ても相場の勢いが強すぎる」という状況をピンポイントで避けていけば、勝率80%は簡単に超えるでしょう。

 

 

RSIとボリンジャーバンドの複合サインツールBBRとは?

BBRとは、ボリンジャーバンドの標準偏差とRSIの数値(買われ過ぎ・売られ過ぎ)が特定の条件を満たした時にサインを発生させるサインツールのことです。

先ほどの「RSIとボリンジャーバンドを活用した逆張り手法」をサインで教えてくれるサインツールだと考えていただければ問題ありません。

 

 

サイン発生条件のデフォルト設定は、

 

・ボリンジャーバンド:±3σ

・RSI:70&30

 

となっており、これらを両方クリアした時にサインを出します。

 

 

また、これらの数値が自由に変更することが可能なので、自分好みにエントリー条件を調整していくことが出来ます。

 

 

BBRでは、ボリンジャーバンドで相場状況(トレンド相場、レンジ相場)を見て、RSIで買われ過ぎ・売られ過ぎを判断し、エントリーを行います。

逆張りトレードとなるので、当然ながらトレンド相場を避けてレンジ相場を狙っていく必要があります。

純粋にオシレーターの値だけを見てトレードをしていると、「買われ過ぎではあったが実はトレンド相場だった」といったようなだましに引っかかり、トレードが失敗に終わることが多いと思います。

 

 

BBRは、そういった「だまし」の回避確率を底上げすることが出来るサインツールとなっています。

 

 

BBRを使うメリットとは?

BBRを使うことで、具体的にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

 

 

低リスクでトレードを重ねていくことが出来る

BBRによる逆張りトレードは、順張りトレードに比べてトレード一回あたりの平均損失が少ないです。

その理由としては、ボリンジャーバンドとRSIのダブルで条件を付けると基本的には価格がすぐ反転していく為、損切りラインを浅めに設定することが出来るからです。

順張りトレードに比べてトレード一回あたりの平均利益も少なめとなりますが、損失も少ない為メンタル的には安定するトレードとなりますね。

 

 

トレンド系とオシレーター系のサインツールを合体している為、だましを回避しやすい

トレンド系とオシレーター系のサインツールでは、それぞれ得意な点、苦手な点が異なり、それらを補い合うことで更に効果を発揮します。

その結果、RSIを単体で使うよりも遥かにだましを回避しやすくなるというわけですね。

 

 

サインツールの特徴

◯トレンド系サインツール

・トレンド相場に強い

・相場の大きな流れを読むことが出来る

・レンジ相場に弱い

 

◯オシレーター系サインツール

・レンジ相場に強い

・トレンド相場に弱い

・相場の機敏な動きを読むことが出来る

 

 

BBRの設定方法や使い方

BBRのパラメーター設定や、エントリー方法について解説していきます。

 

 

BBRの設定方法

BBRのサインツールをダウンロードした後、MT4に設定する方法を解説します。

 

 

MT4を起動し、画面左上のファイルからデータフォルダを開くをクリックします。

 

 

いくつかのフォルダが表示されますので、MQL4→Indicatorsの順でフォルダを展開していきます。

 

 

サインツールを保存しておく専用のフォルダが開かれますので、ここに先ほどダウンロードしたBBR.ex4のファイルをドラッグ&ドロップしましょう。

 

 

MT4に戻り、画面左のナビゲーター部分で右クリック→更新を行います。

すると、サインツール一覧の中にBBRが追加されています。

 

 

⬇︎ MT4の操作方法を詳しく知りたい方はこちら ⬇︎

 

 

BBRのパラメーター設定

パラメーターの入力タブでは、サイン発生条件となるボリンジャーバンドとRSIの期間・数値を設定します。

 

 

デフォルト設定では、

 

・ボリンジャーバンド

期間:20、偏差:3

・RSI

期間:14、買われ過ぎ&売られ過ぎライン:70,30

 

となっているので、自身のトレードスタイルによって調整していきましょう。

 

 

当然ながら、数値を厳しくすればするほどエントリーチャンスは減っていきますので、トレード頻度と勝率の兼ね合いを考えていく必要があります。

ただ、基本的にはデフォルト設定のままでも十分使えるようになっているので、特にこだわりが無ければそのまま使っていただければ問題ありません。

 

 

BBRのエントリーポイント

BBRを使ったエントリーでは、難しいことは何もありません。

単純にサイン(上矢印&下矢印)に従い、その方向にエントリーすればOKです。

 

 

ただ、使う上で一つルールとして決めておいた方が良いのは、利確ラインと損切りラインです。

例えば、利確は20pips、損切りは-10pipsという風に、あらかじめ決めておいてしまいます。

※ニコちゃんマークはボリンジャーバンドの中心線(標準偏差0)のラインまで戻ってきた時に発生するサインとなっておりますので、ここを利確ラインにしてもOKです。その場合は、損切りラインだけを事前に決めておきましょう。

 

 

そうすることで、余計な欲や邪念に振り回されずにトレードしていくことが可能なので、なるべくルールを決めておきましょう。

 

 

BBRの入手方法

シェリー
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RSIボリンジャーバンド複合サインツール「BBR」まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

終わりに、BBRの特徴を振り返ってみましょう。

 

BBRまとめ

・ボリンジャーバンドとRSIを組み合わせたサインツールである

・トレンド系とオシレーター系のサインツールを組み合わせているので、弱点を補い合っている

・だましの回避確率を上げることが出来る

・サイン発生条件を自由に調整することが出来る

・とにかく現在のトレンド状況を把握することが重要。レンジ相場をピンポイントで狙おう。

 

BBRは、低リスクで高勝率のトレードを積み重ねていくイメージで使うと良いです。

そのまま使ってもある程度の勝率は出ますが、そこから更にアドバンテージを取っていくには、+αで相場の分析を行なっていく必要があります。

使い方によっては化けるサインツールですので、是非試行錯誤しながら使ってみてください。

 

 

➡︎ BBRのダウンロード方法はこちら ⬅︎

 

 

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