こんにちは!

シェリーです。

 

今回は、日本人に大人気なXM TradingがEAを導入する上で適したFX会社であるか7つのポイントに分けて解説していきます。

 

 

海外FX会社はたくさん存在しており、「これからEAを導入してFXトレードを行っていきたいけどXM Tradingが適しているのかわからない」といったお悩みをお持ちの方の参考になればと思います。

 

FX会社を選択する際には多くのトレーダーが手数料がなるべく安い業者を探す傾向がありますが、スプレッドや手数料以外にも重要なポイントはたくさんあります。

 

いくらスプレッドが狭くても出金ができないような悪質なFX会社であれば意味がありませんし、DD方式を採用していてストップ狩りを横行するようなFX会社では安心してトレードを行うことはできません。

 

 

今回のレビューでは、XM TradingがEAを導入する上で安全かという点について、様々な観点から説明をしていきますのでよろしければ参考にしてみてください。

 

XMはEAを導入する上で安全なBroker?

 

当たり前のことですが、EAを導入させるFX会社を選択する上で一番重要なポイントは安全性です。

 

自分が購入したEAを導入する場合や、FX会社が発信するPAMM・MAM・シグナルを使用する場合でも、FX会社が安全でなければいくらEAやシグナルが優秀でも安心して取引することはできません

 

EAでFX取引を行うことを検討する場合にはまずは「FX会社の安全性が高いか」を最優先に確認しましょう。

 

会社の背景

 

 

XMの親会社であるTrading Point Holdingは、2009年に設立されたグローバルなCFDおよびFXブローカーです。

 

Trading PointはXM.ComTrading.Comという二つのFX会社を運営しており、運営会社がいろいろな国に会社が存在しており、それぞれの国で金融ライセンスを取得しています。

 

  • Trading Point of Financial Instruments UK Limited : Financial Conduct Authority(FCA) - イギリス(UK)

 

  • Trading Point of Financial Instruments Pty Ltd : オーストラリア証券投資委員会(ASIC)- オーストラリア

 

  • XM Global Limited : International Financial Services Commission (IFSC

 

  • Trading Point of Financial Instruments Ltd : キプロス証券取引委員会(CySEC) - キプロス・Financial Conduct Authority(FCA) - イギリス(UK)

 

日本人にも非常に人気のあるFX会社であるXMの運営会社はTrading Point (Seychelles) Limited.であり、金融ライセンスはセーシェル金融庁で取得しています。

 

XMの会社背景からは、EAを導入する上では「かなりグローバルにサービス展開をしており、社歴も浅くない」ので会社としての信頼度は高いと言えます。

 

金融ライセンス登録

 

FX会社が信頼できるかどうかを判断する基準として金融ライセンスの取得状況があります。全く金融ライセンスを取得していないBrokerは論外ですが、EAを導入するか否かに関わらずFX会社の金融ライセンスの取得状況は必ず確認する必要があります

 

金融ライセンスはどこでもいいから取得していればいいというものではなく、ライセンスによって信頼できる度合いが異なります。

 

以下に金融ライセンス別の信頼度の紹介をしますが、FX会社の運営会社によってはあえて信頼度の高い金融ライセンスではなくオフショアのライセンスを取得することがあります

 

これは、Tier1の金融ライセンスを取得してしますと1:500といった高レバレッジを提供することができなくなってしまう為です。

 

XMはグループとしては、以下のライセンスを取得しています。

 

 

XMの日本人向けの口座はオフショアのセーシェル金融庁の金融ライセンスを取得しています

 

オフショアの金融ライセンスはTier 1の金融ライセンスと比較すると信頼度は低く、悪質なトラブルが発生する場合にはオフショアの金融ライセンスを取得しているFX会社であることが多いです

 

セーシェル金融庁の金融ライセンスはTier1やTier2の金融ライセンスと比較をすると、監査の厳しさはTier1やTier2ほどではありませんが、SFSA(Seychelles Financial Services Authority)の金融要請に応える義務があり、顧客の資産管理や会社の資本導入に関する規制の対象になります。

 

日本人向けのXMはオフショアの金融ライセンス1つのみですが、XMはグループとしてはTier1のライセンスを2つ取得していますのでEAを導入する上で安心と言えます。

 

預金方法・引き出し手続き

 

XMでEAを導入する場合には、アカウントへの入金は100%自動で24時間年中無休で処理され、当日引き出しが保証されます

 

クレジットカード(VISA、VISA Electron、MasterCard、Switch、Solo)、銀行送金、Neteller、Moneybookers Skrillや最近導入されたローカル銀行振込により、自分のローカル銀行(世界58か国)と現地通貨で口座に資金を入金をすることができます。

 

送金に隠れた手数料はなく、すべての送金手数料はXMによって保証されています。EAの導入によって十分な利益を確保できた時には迅速に出金することが可能です。

 

顧客資産の保全制度

 

EAを導入させるか否かに関わらず海外のFX業者でひとつ心配な点として、FX業者が破綻した場合に顧客が預け入れていた資産がどういった扱いになるかです。

 

国内業者の場合には預け入れられていた資産を保全することが義務化」されていますが、海外業者の場合にはFX会社毎にどういった保全方法が当てはまっているのか確認する必要があります。

 

特に自動売買(EA)では裁量トレードと異なり口座を放置する傾向がありますので、いつの間にかFX会社が破綻していたといった様な万が一の自体に備えて保全制度を細かく確認しましょう。

 

保全方法は主に二つあります。

 

信託保全

 

顧客からFX会社が預かった資金が銀行などの第三者へ信託されることによって、顧客資産が守られる方法です。万が一、FX会社が破綻した場合でも顧客の資産は第三者によって保管されている為、安全に保管されます。

 

もしも第三者が破綻した場合でも、顧客資産は第三者の資産とは別管理担っている為、全額保全することが可能です。

 

分別管理

 

FX会社が顧客資産と運営資金を別々に管理することにより、万が一破綻してしまった際に顧客資産を保全する方法です。

 

この方法の場合にはFX会社が破綻した際に顧客資産が差し押さえの対象になってしまう可能性がある為、信託保全と違い確実に戻ってくるという確証はありません

 

XMの保全制度は?

 

日本人向けの口座はセーシェルの金融ライセンスを元に運営されており、投資家補償基金(ICF)などの補償基金には加入していません。

 

しかし、XMグループは世界の優良な銀行で顧客の資産を分別管理していますので、保全に関しては大きな懸念はないでしょう。

 

信託保全と比較すると絶対に安心ということはありませんので、投資資金以外のお金は個人で管理するとより安全です

 

サポート体制

 

海外FX会社でEAを導入して取引を行うと、トレードや引き出しに関する問題など様々な問題が発生する事があります。

 

トラブルの際にはFX会社の運営会社に問い合わせる事になりますので、EAを導入するFX会社を探している場合にはサポート体制を確認しましょう。

 

XMでは日本語によるオンラインでのサポート体制があり、週5日24時間の営業時間で対応が行われています。日本語のライブチャットでのサポートもあるので、トラブルが発生した際には気軽に問い合わせる事ができるでしょう。

 

XMのサポート体制は日本人向けには非常に手堅く、EAを導入する上で安心して利用できます。

 

口コミ(世界最大規模のFX Community Forex Peace Armyより)

 

XMなどの海外FX会社でEAを導入したい場合には、海外の提示版で口コミを確認することができます。

 

提示版以外でもTwitterなどのSNSなどいろいろと確認できる場所がありますが、世界で最大規模のFX CommunityであるFPA(Forex Peace Army)のレビューは参考になります

 

Communityの規模がかなり大きいため、有名なFX会社であれば100件以上のReviewを確認することができます。また、Brokerの運営陣としてもFPAの評価やReivew内容についてはかなり敏感になっています。

 

悪いReviewに対してサポートするような運営の返答についても確認することができます

 

 

上の画像はXMのレビューページです。XM.comのレビュー件数と587件となっており、FX会社の中でもかなり多い数字です。また星は3つですので全体としては平均的と言えます。

 

日本人向けのXMは他の地域で提供されているサービスとは異なりますが、同じ親会社ですのである程度は参考になります。それではいくつかReviewを見ていきましょう。

 

 

34USDを入金後にコロナの影響で通貨のVolatilityが高い為に全額を出金しようとしたところ、出金がされなかった」というレビューです。文面からわかりますが、かなり怒っていてクレームに近い形でReviewが記載されています。

 

XM運営は2020年3月25日に送金が完了している事が確認した上で、「FPAで苦情を書き込むのではなく不具合をまずは運営に連絡してください」と返信しています。送金の証拠についても触れており、XMの返答からかなり真摯に返答が行われているという印象です。

 

 

トレードで勝っているいる時にはスプレッドの幅が広く(異常)になり、負けだすとスプレッドの幅が狭く(正常)に戻る」というレビューです。

 

注文方式がDD方式である場合にはFX業者が上記に苦情されているようにスプレッド幅を悪意を持って変動させる事があります。

 

運営からの返答としては、コロナの影響下でスプレッドの幅が急激に変動することは避けられないとして、クレームに該当するOrder Numberの連絡を依頼しています。

 

口コミをひとつひとつ確認していきますと、規約に反したトレードを行ったことでアカウントが停止されたといった事案が発生していることがわかります。

 

気になる方はひとつひとつの事例と運営の対応例を確認してみると、トラブルの多い事例がわかります。

 

日本人向けのXMのサービスに特化した口コミは見当たりませんので完全にReviewを鵜呑みにする事はできません。

 

しかし、どういったトラブルが発生する可能性があるのかを把握した上でFX会社を選択するとトラブル回避にも繋がりますので、EAを導入する上でFX会社を選択する際には少し見てみる事をおすすめします。

 

XMはEAを導入をする上で手数料は適切?

 

EAを導入してトレードを行う場合には、自動売買のトレードスタイルに合わせたFX会社を選択することは必須です。

 

スキャルピングのように頻繁にトレードを行うEAを導入させる場合にスプレッドの広いFX会社を選んでしまっては儲けることが難しくなってしまいます。そもそもスキャルピングを禁止しているFX会社も存在します。

 

注文方法によってスプレッドやLotあたりの手数料など、手数料の発生の仕方は異なりますのでアカウントタイプ毎の確認が必要です。あまりにも手数料の体型がややこしい場合には、避けるようにしましょう

 

XMが手数料という面でEAを導入させるのに適したFX会社か確認していきます。

 

料金体系は明確か

 

EAを導入してみて把握していない手数料が発生した」という様な事態は事前に料金体系を確認することで確実に避けることができます。

 

XMではスタンダード口座・マイクロ口座・XM Trading Zero口座の口座毎のスプレッドや取引条件を明確に提示していますので、料金体系に関しては非常に明確ですのでEAを導入する場合も安心です。

 

スプレッドの幅は狭いか

 

XMのスタンダード口座・マイクロ口座・XM Trading Zero口座のクロス円の平均スプレッドは以下です。※変動性

 

出典: XM

 

XM Trading Zero口座ではスプレッドが狭い代わりに10万通貨毎に手数料(5USD)が発生します。

 

日本人にとって定評のあるXM Tradingですが、スプレッドや手数料に関しては平均的、もしくは割高と言えるでしょう。XMではない海外のFX会社ではより狭いスプレッドを提供しているFX会社も少なくありません。

 

EAを導入する事を考えていて、手数料を重視して取引を行うFX会社を探している場合にはXMではなく他のFX会社が適していると言えます。

 

XMのEA導入が可能な口座種類とは?

 

FX会社は通常、複数の口座タイプを提供しています。

 

EAを導入してトレードを行う場合にはBrokerが提供している口座タイプの中でEAのトレード手法に適した口座タイプを選択する必要があります

 

口座タイプによってロットサイズ・スプレッド・手数料などが全て異なり、EAが使えない口座を提供している場合もあります。

 

EAを導入してで資金投入を考えている場合には、Brokerが提供している口座タイプの特徴を把握し、ベストな口座で導入を開始するように心掛けましょう。

 

XM Tradingが提供する口座タイプ

 

XM Tradingでは以下の3つの口座タイプが提供されています。

 

 

XMでEAを導入させる事を検討している場合には、上の3つの口座タイプから選択する必要があります。

 

また、XMでは上記以外にもデモ口座がありますのでEAを試して見たいけどデモ口座でまずは試して見たいという方はまずはデモ口座でEAを導入してみるのがいいでしょう。

 

XMが提供する口座タイプ別の特徴や違い

 

XMでは3つの口座タイプが提供されていますが、口座によって異なるポイントは主にロットサイズと手数料の形態です。マイクロ口座とスタンダード口座の違いとしてはロットサイズです。

 

XMのマイクロ口座では1ロット=1,000通貨での取引が可能ですので、小さいロットサイズでEAの導入を試してみたいという方にはおすすめの口座です。

 

XM Trading Zero口座ではスプレッドが他の口座と比較して狭い代わりに手数料がかかる事が表からもわかります

 

スキャルピング取引がメインのEAを導入する場合には、スタンダード口座の広いスプレッドで導入するよりはXM Trading Zero口座で導入する事がおすすめです。

 

また、XMの全ての口座に共通する特徴としてはかなり高いレバレッジ設定とゼロカットシステムです。レバレッジに関してて1:888(ゼロ口座は555倍)と国内のFX業者ではありえない水準となっています。

 

ゼロカットシステムは、口座残高がマイナスの状態でロスカットが行われた場合に、追証の支払い義務が生じない制度です。万が一、残高がマイナスになった場合でも入金した金額以上の損失が生じることがない為、安心してEAを導入することができます。

 

XMはEAの導入に適した注文方式を提供している?

 

EAを導入してFXで資産投入する場合には、Brokerがどの様な注文方式を採用しているかが重要になります。FX会社によって注文方式が異なり、注文方式によってスプレッドや手数料の大きさが分かれています。

 

スプレッドや手数料は注文方式とセットで確認を行わないと、スプレッドは狭くても思いもよらない罠が存在する場合もあります。

 

最悪の場合には、Brokerがトレーダーの資金を溶かす為にスプレッドを調節するなんていうことが発生しかねない為、必ず確認する様にしましょう。

 

FXの注文方式について

 

以下が主なFX会社が提供する注文方式です。EAを導入する場合には、特徴を理解した上でFX会社を選択する必要があります。

 

 

細かい特徴は上の表からわかりますが、大きく分けるとDD方式NDD方式に別れています。この2つだけは必ず理解する必要があります。

 

DD方式ではトレーダーの注文がインターバンクに流れる事はなくFX会社内で完結する事が特徴です。負けトレーダーが多いとFX会社の利益に繋がる形態となっており、トレーダーからの注文をインターバンクに流しているわけではないので、取引操作が可能です。

 

極端な例では、自動売買で勝ち続けているトレーダーに対して約定拒否や悪質なリクオートを行う事や、最悪の例だと口座凍結を行う例もあります。

 

Web上での情報では頻繁に「DD方式の業者は詐欺だから避けましょう」というような事を見かけますが、必ずしもDD方式を採用している業者が悪いというわけではありません。

 

最近ではSNSですぐに悪い噂は広まりますので、DD方式を採用している業者を選択する場合には口コミをしっかりと確認すれば問題を避けることができます。

 

一方でNDD方式(Non Dealing Desk)ではトレーダーの注文はリクイディティプロバイダーを通じて直接インターバンク市場に流れます。NDD方式はFX会社の取引介入はない為、非常に透明性が高い注文方式です。

 

FX会社はトレーダーの取引から手数料を徴収することでのみ利益を得ますので、スキャルピングを禁止したり約定拒否をする理由がない形態です。

 

XM Tradingの注文方式の種類

 

XMは次世代NDD(ノーディーリングデスク)と名付けた発注方式を提供しており、EAの導入にも最適としています。口座タイプの紹介ページでは以下のように記載されています。

 

 

注文方式についてご存知の方は少し疑問がでるかと思います。OTC (Over the Counter)方式とはDD方式のことをさしますが、XMではNDDにも関わらずOTCと記載されているからです。

 

XMのサイトをしっかりと確認するとわかりますが、XMはDD方式ですが人的な介入はなく機会的に約定が行われると記載されています。DD方式ですが、機会的に約定が行われるためにトレーダーの利益に反する約定操作がないと主張しているため、「次世代NDD」と名付けていると考えられます。

 

DD方式でもほとんどの注文が機械的に約定が行われることが普通ですので、XMが次世代NDDと名付けているのは新しい注文方式ではないことがわかります。

 

DD方式とNDD方式ではNDDの方が透明性がありますので、FX会社としてはNDDを強調する傾向にあります。XMの場合には説明の仕方によってNDDと記載されていますが原則としてはDD方式と理解しましょう。

 

しかし、金融ライセンスの取得状況や口コミから悪質なスプレッド操作などは頻発していないと考えられます。XMでEAを導入する場合には最悪の場合には市場操作される事を想定する必要がありますが、そこまで敏感にならなくてもいいと言えます。

 

XMでEAを導入する場合のメリット・デメリットとは?

 

XM Tradingに限られた事ではありませんが、EAをFX会社で導入する場合にはメリットとデメリットが存在します。

 

XM TradingでEAを導入する上でどのようなメリットやデメリットがあるのかを紹介します。

 

メリット

 

メリット

EAの導入によって裁量トレードのように常にチャートを見る必要がなく自動でトレードする事ができる
トレンド相場以外では安定して利益を出す事ができる
EAの導入によって裁量トレードと違い、感情に左右されない論理的なトレードを繰り返す事ができる
XM Tradingでは、口座別にスプレッドが異なるためEAにあった口座を選択できる
XM Tradingでは、スキャルピング禁止などのEAに対する規制がない
XM Tradingでは、日本人のユーザーが多く、日本人に対するサポート体制が万全である

 

EAを導入する事の最大のメリットはやはり自動でトレードしてくれる事です。

 

裁量でも儲ける事ができる人の中でも、半分EAでトレードしたりと工夫をする事でトレードに張り付くような時間を減らす努力をしている方も少なくありません。

 

また、裁量と比較してFXに対する深い知識が必要なく一度性能の良いEAを見つける事ができれば自動でトレードをお任せする事ができます。

 

XM Tradingを使用するメリットとしてはEAに対する規制がなく、どんなEAでも導入する事ができる点が一番大きいです。

 

さらに、日本人ユーザーが非常に多いためかなり多くの口コミを確認する事ができます。

 

デメリット

 

デメリット

儲かるEAを探すのに時間が掛かる

トレンド相場に対応する事ができるEAは非常に少ない(完全にはできない)

XM Tradingはスプレッド(手数料)が安いとは言えない

 

EAの最大のデメリットとしては、トレンド相場への対応力が裁量と比較して低い事です。

 

最近ではニュースフィルター機能を搭載しているEAや、主要な経済イベント前後のトレードを避けるEAなど、トレンド相場を避けるEAがありますが裁量並みの対応をできるものがないのが現状です。

 

Brexitやコロナ影響など、急激なトレンド相場に対する対応力についてはEAの最大の課題と言えます。

 

また、XM TradingでEAを導入をする場合のデメリットとしては、スプレッド(手数料)が比較的に高いということも含まれます。

 

スプレッドが全てというわけではありませんが、デメリットの一つと言えます。

 

XMでEAを導入する場合の種類とは?

 

XM TradingでEAを導入する場合には様々なパターンが存在します。

 

XMはMT4をWindows版とMac版の2つを用意していますので、マックブックしか持っていない人も安心してMT4をしようすることができます。

 

Broker運営のシグナル・コピートレード

 

FX会社によってはFX会社独自のシグナルトレードやコピートレーダーを提供していることがあります。

 

しかし、XMは独自のシグナルトレードを提供していませんので、MT4/MT5で動作するEAを入手・導入する必要があります。

 

MT4/MT5プラットフォームでEAの導入を行う

 

XMではMT4/MT5を使用してEAを導入する事ができます。

 

Broker運営のオリジナルの自動売買ツールがない為、MT4/MT5を使用してのEAの導入がメインになります。

 

MT4/MT5を使用するEAの導入に関しては、方法はたくさんありますが主要なものを見ていきましょう。

 

GoGo JungleでEAを購入する

 

GoGo JungleはEAの入手場所として日本人に人気があります。

GoGoJungleのマーケットプレイスでは、登録者が自由にEAの売買を行う事ができます。

 

種類がかなり豊富で、主に日本人が作成したEAが販売されています。

XMでもGoGoJungleで入手したEAを導入する事が可能です。

 

以下がGoGoJungleのEAを検索する画面です。

 

 

4000件以上のEAがあり、種類はかなり豊富です。上の画像は利用者数が多い順での表示ですが、レビューの数からも利用者数の多さがわかります。

 

また、右下の赤ワクの部分にチェックを入れる事によってXMのMT4/MT5で稼働が可能なEAを探す事もできます。

 

GoGoJungleを使うメリット

 

メリット

GoGoJungleは金融商品取り扱い法に定められる投資助言業・代理業を保有しているので安心

サイトは全て日本語ですので日本人には使いやすい

気軽に検索をする事ができる(収益率・PF・取引回数・価格・最大ドローダウン・最大ポジション数)

日本人によるレビューも多く、実際に使用している人の感想を確認できる

バックテストの結果がのせられている事が多い

GoGoJungleを使うデメリット

 

デメリット

Liveアカウントのフォワードテストの結果が載せられているものが少ない

FX会社の取引履歴とトレーダーのMT4の取引履歴が一致しているかを確認するような仕組みはない

EAによってはMyfxbookによって公開されているものもありますが、かなり少ないのが実情

 

XMでEAの導入を検討していて、まずは日本人向けのわかりやすいEAを探しているならGoGoJungleはかなりオススメです。

 

MQL5上のEAを導入(購入)・シグナル購読をする

 

MQL5 CommunityではEAの導入(購入)・シグナル購読の2つが可能です。EAとシグナルの種類は世界最大級です。

 

MQL5のマーケットではEAの購入・導入、シグナルではシグナル購読による自動売買が可能です。また、XMでMQL5で入手したEAを使用する事も可能です。

 

メリット

 

メリット

EAのトレードスタイルから絞り込んで検索する事ができる

レビュー件数は非常に多く、購入・シグナル購読をした人のみがレビューを書く事ができる為、信頼できる

無料のデモを使用する事ができる

デメリット

 

デメリット

EAの販売ページは英語のものがあるので、英語がわからないとEAの特性は理解できない

Live Accountのフォワードテスト結果が公開されているものは少ない

販売後のサポート体制については不明なものが多い

 

XMでEAを導入する事を検討していて、海外のEAを視野に入れて幅広く独自で探していきたいという中・上級者にはMQL5でEAを探す事をおすすめします。

 

海外EAを購入する * おすすめ!

 

海外EAを購入(導入)する場合には、GoGoJungleやMQL5のようなマーケットプレイスではなく海外EAのホームページで購入する必要があります。例えば、以下のようなサイトです。(FXSTABILIZERというEA)XMのMT4/MT5上でも、海外EAは導入する事ができます。

 

 

海外EAのサイトは無数にありますが、安定して利益を出しているようなEAは限られますので基本的にはある程度知名度がある海外EAから選ぶ事になります。

 

海外EAを探すのに慣れますと、海外EAの公式データの提供方法がどれだけ透明性が高いものかを知る事ができます。

 

メリット

 

メリット

EAによってはサポート体制や返金保証が手厚い

EA運営陣による公式Live AccountのフォワードテストがMyfxbook上で公開されている事が多い

海外EAの中には優秀なものが存在している

ある程度有名な海外EAの場合には、複数Userによるフォワードテスト結果をみる事ができる

Forex Peace Army(FPA)にEAのレビューが載っているので、使用した感想を確認する事が可能

デメリット

 

デメリット

EAの販売ページは英語な事が多い為、英語が理解できない場合にはGoogle翻訳に頼る事になる

本当に儲かるEAを探す為にはリサーチ力が必要

 

XMでEAの導入を検討されている方で、自分の実力でリサーチを行って性能の高いEAを手に入れたいと思われている上級者には、海外EAがおすすめです。

 

XMでEAの導入を行う場合の環境設定とは?

 

XM Tradingに限ったお話ではありませんが、EAを導入する場合には自動売買に適した環境設定を行う必要があります。

 

Broker運営のコピートレードの場合

 

FX会社が提供しているシグナルを購読、またはコピートレードを使用する場合にはFX会社が定める環境設定を行う必要があります。XM Tradingの場合には独自のシグナルなどは提供していない為、関係ありません。

 

MT4でEAを導入する場合

 

XM TradingでMT4/MT5を使用してEAを導入する場合には、大きく分けて2つのパターンがあります。

 

  • EAを導入している間にパソコンの前でトレードを観察して、時にはマニュアルでトレードを行う

 

  • EAを導入後には放置し続ける事でEAに完全にお任せでトレードを行う

 

EAを導入している間に半分マニュアルでトレードを行う場合には特別な設定は必要ありません。MT4/MT5でEAを稼働している間に、必要を感じた際に手動で取引を行う事で半マニュアルで簡単にトレードが可能だからです。

 

XM TradingでEAを導入し続ける事で放置してトレードをしたい場合には、基本的にはVPSが必要になります

 

EAの導入・稼働にはVPSが必須

 

XMでEAを導入し、常に稼働させ続ける為にはパソコンを24時間365日稼働し続ける必要があります。MT4を起動したままにしなければEAは稼働できないからです。そのような自体を解消してくれるのがVPS(Virtual Private Server)です。

 

簡単に説明をしますと、「インターネット上のパソコンを24時間365日貸してもらえるサービス」です。最近では、家のパソコンを外出している時にもリモートで操作する事ができますが、そのイメージにとても似ています。

 

インターネット上のパソコンではありますがいつでもアクセスして操作をする事ができるのは非常に便利です自分が寝ている時も、飛行機に乗っている時も、いつでも年中無休でEAを稼働し続ける事が可能になります。

 

完全にEAを放置し続けるタイプのトレーダーは、間違いなくVPSを使用しています。これからXMでEAを導入したい方は必ず通る道になります。

 

VPSのメリットとデメリット

 

XMでEAを導入する際に、常にインターネット上でパソコン1台を年中無休で稼働し続ける事のできるVPSですが、メリットとデメリットが存在します。

 

メリット

 

メリット

万が一、家が停電になり回線が途切れた場合でもVPSであれば安定して常にMT4上で導入されたEAを稼働し続ける事ができるので安定性が高い

スマホに限らず、VPSに接続が可能な端末であればどこからでも操作が可能なので汎用性が高い

FX会社によっては利用条件を満たす事で無料で利用できる事がある為、コスパが高い

家のパソコンがMacのみの場合でもVPS接続を行えば、Window版のMT4をVPS上で使用する事ができる

VPSを使用したスペックの高い取引環境であれば、スキャルピングのような負荷が高いトレードも安心

 

デメリット

 

デメリット

FX会社が無料で提供している場合を除き、1,500円/月以上の固定費が掛かる

CPUやメモリのスペックが低すぎるとエラーが発生する事がある

 

メリットとデメリットを挙げたものの、XM TradingでEAを導入して24時間稼働させる為にはVPSは必要になります。

 

EAを導入し、安定して稼働させる為に必要なものですので、メリットとデメリットを理解した上で導入を行いましょう。

 

VPS提供業者

 

XMでEAを導入して稼働させ続ける為のVPS提供業者は大きく分けて2つ存在します。

 

一般的にVPSを使用する場合にはVPS提供の専用業者からサービスを購入するか、もしくはFX会社が自社で提供するVPSを使用するかです。

 

XM Tradingが提供するVPSを使用する場合

 

XM Tradingは自社独自でVPSを提供しており、以下の条件を満たす事で無料でVPSを使用可能になっています。

 

5Lot (50万通貨)/月以上の取引を行っている
口座への入金額の合計が5000 USD(50万ー60万円程度)以上ある事

 

上記のどちらかを満たしていない場合には、28 USD/月が自動的に口座から引き落とされます

 

XMでEAを初めて導入してみたいといった方にとってはかなりハードルが高いですが、最初から大きなトレードを行う前提であれば活用する価値はあります。

 

VPSは最低でも1,500円/月くらいは掛かりますので、それが無料になるのはトレーダーにとってもプラスです。

 

また、XM TradingのVPSはロンドンのXMデータセンターから1.5KMのところに位置しており、光ファイバー接続によって接続される為かなり安定性は高いと言えます。

 

VPS専用の業者からVPSを利用する方法

 

XM TradingでEAを導入するからといって、XMのVPSを使用する必要はありません。

 

海外のVPS業者も入れるとたくさんのVPS業者が存在しますが、よくトレーダーによって使用されるVPS提供業者は2社です。

 

それは、「お名前.com」と「使えるネット」です。

 

どちらも説明が不要なほどEAを使用しているトレーダーには有名です。どちらもデータセンターは国内とニューヨークから選択する事ができます。

 

どこが安全とは断言する事は難しいですが、天災による停電のリスクを考えるならばニューヨークのほうが万全と言えます。

 

価格に関しては、どちらも頻繁にキャンペーンをしている為、XMでEAを導入する為に借りるのであればその時にあった業者を選択しましょう。正直なところ、サービスの内容に大きな差はないのであまり悩む必要はありません。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

今回は、XMがEAを導入するのにオススメできるかについて説明しました。

XMは日本人に非常に人気が高い海外FX会社で口コミも多いですので、これからEAを海外FX会社で導入してみたいという方にはおすすめのFX会社です。

 

しかし、注文方式が完全なNDD方式でなくスプレッドや手数料が他の海外FX会社と比較して競争力が特段強いわけではないので、どんどんEAをしていきたいという方は他のFX会社を選択する事も考えられます。

 

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