皆さんこんにちは!
シェリーです。
・FXで勝ちたいけどなかなか勝てない
・プロのトレード技術がそのまま実現出来たら
そんな願望を多くの方が持っています。
たしかに慣れないうちはFXで利益を上げることは難しいでしょう。
そんな問題に対処してくれるのがFXのMAM(マム)運用です。
このFXのMAM運用を利用すれば、これらの願望をかなえる大きな力となってくれます。
本記事では、
・FXのMAM運用とはどういったものなのか
・オススメの人はどんな人なのか
・メリット、デメリットについて
このような問題に対して、項目ごとに解説していきます。
この記事で解決できること
・MAMがどんなものなのか知りたい
・MAMに向いているのはどんな人か
・MAMのメリット・デメリットについて
この記事の目次
FXのMAM運用とは?
FXのMAM運用とは、FXの運用をプロと同じ手順でそのまま運用してくれる運用サービスです。
正式名称はMulti Account Managerと言い、ミラートレードと呼ばれるだけあってそっくりそのままFXのトレーディングを行なってくれます。
具体的には、自分のFX口座にお金を入れておき、自分の気に入ったトレーダーを選択してMAN運用の設定を行うことで、後はそのトレーダーと同じ取引方法で運用してくれるという仕組みとなっています。
例えば、Aさんというトレーダーが気に入ったら、このAさんのFXのMAM運用を設定し、自分の口座にお金を入れます。
そして、自分の口座内で自動売買が始まるのです。
あるタイミングでAさんが資産の10%で米ドルを買ったら、同時に自分の口座の資産の10%で米ドルを自動で買うという動きが発生します。
そして別のタイミングで、Aさんが手持ちの米ドルの全額を売ったら、同時に自分の口座にある手持ちの米ドルを自動で売るという動きをするのです。
このように、Aさんの取引を完全にリンクしてFXの取引をあたかもAさんにお願いしてやってもらっているかのような運用を実現するのがFXのMAM運用になります。
FXのMAM運用はどういった方向けのサービスなのか?
FXのMAM運用は、以下の項目に当てはまる方に向いているサービスです。
・本業が忙しい方
・自分のトレードスキルに自信の無い方
・手っ取り早くFXで稼ぎたい方
それぞれ解説していきます。
本業が忙しい方
忙しい方になぜ向いているのかというと、MAMは実質自動売買に近い運用であるからです。
トレーダーの運用にリンクしており、自分が操作して売買を行うことがないため、出勤中や就寝中も自分でトレードする必要なく自動で運用が行われます。
例えば、Aさんの運用にリンクしたFXのMAM運用であれば、Aさんが何かしらの売買をしている間、こちらは操作する必要がないのです。
このように寝ている間もトレーダーの動きをコピーして自分の口座でFX取引を行ってくれます。
自分のトレードスキルに自身の無い方
MAMは、自分のトレードスキルに自信が無い方にも向いています。
FXは自分の知識では予想も付かないような動きをすることがあり、下手に自分で運用しようとすると市場に流されてしまうのです。
悪く言えば、FX市場のカモになってしまうということです。
しかし、FXのMAM運用を行えば実力派のトレーダーと同じ運用をすることが可能です。
例えば、FXのMAM運用ができる業者ではFXのMAM運用でリンクさせるトレーダーたちの運用成績が分かるように詳細な績や最近の運用成績がランキング形式で表示されています。
そこから実力のあるトレーダーを選択して、そのトレーダーと同じFXのMAM運用をさせれば、それにかなり近い運用成績を残すことが可能なのです。
これによって投資に自信が無くとも上手な運用が期待できます。
手っ取り早くFXで稼ぎたい方
同じ理由で、MAMは手っ取り早く稼ぎたい人にも向いているサービスだと言えます。
トレーダーの実力に関して、
・普段は散々でも今回だけまぐれで買ったトレーダーなのか
・普段から安定して利益を上げているトレーダーなのか
と言った見極めも出来るのです。
また、慣れてくればこの局面でもAさんが強いからAさんとFXのMAM運用をリンクさせて、別の局面ではBさんが強い傾向だから、この局面になったらBさんとリンクさせようといった運用が可能になります。
そうすることで手っ取り早く稼ぐことも可能です。
主にこれら3つのタイプの人に向いているサービスと言えるのが、FXのMAM運用になります。
FXのMAM運用のメリット・デメリットとは?
FXのMAM運用にはメリットが4つ、デメリットが3つあります。
・時間節約
・安全性
・下手な運用より稼げる
・入出金手数料が安い
それぞれ解説していきます。
メリット①:時間節約
まず一つ目のメリットである時間節約に関しては、自動売買によって取引時間の省略できるということです。
トレーダーの取引にリンクしているのがFXのMAM運用ですから、トレーダーが取引をしている動きと全く同じに売買を自動で行ってくれるため先ほどもお話しした通り、仕事中も就寝中も画面に張り付くことなく運用結果だけを見れば問題ありません。
それによってFXのために使っていた時間が節約できるというのがその理由となります。
メリット②:安全性
安全性もメリットです。
他人に運用を任せるということは、業者や企業、あるいは個人に資産を預けるということがほとんどになります。
これでは安全性に問題があるのです。
信用できる企業、例えば大手の信託銀行や証券会社であれば横領されるといったことは、ほぼありません。
しかし、それ以外のよく知らない個人や企業である場合は持ち逃げされるリスクが十分あるのです。
実際に多くの資産家や収入の多いタレント、スポーツ選手が被害に遭っています。
FXのMAM運用はあくまで自分の口座にお金を入れておいてトレードの動きだけをコピーするという仕組みなので、横領や持ち逃げの危険性がなく比較的安全と言えるのです。
メリット③:下手な運用よりよっぽど稼げる
MAMは下手な運用よりも稼げます。
なぜなら、リンクするトレーダーのほとんどはプロだからです。
FXのMAM運用に対応している業者はトレーダーを厳選して紹介しています。
そのため、素人であるこちらよりも的確なFX運用が期待でき、文字通りプロと同じ感覚でFXを稼ぐことができるというメリットです。
プロと同じ運用ができれば、下手な運用より稼げます。
メリット④:入出金手数料が安い
入出金手数料が安めというメリットは、自分の口座からお金の出し入れをするだけというのがその理由です。
例えば、他の運用口座にお金を預けるとその口座からこちらの口座にお金を入出金する形がほとんどのため、単純に二重の入出金手数料がかかります。
しかし、FXのMAM運用は自分の口座で直接運用しているため、入出金手数料が一つの口座分で済みますし、FXのMAM運用に対応している業者はその手数料を無料にしているケースもあるのです。
こういった理由から入出金手数料が安いと言えます。
次に、MAMのデメリットについてです。
・自分で売買できない
・日本国内では取り扱いがない
・取引のたびに手数料が発生する
それぞれ解説していきます。
デメリット①:自分で売買できない
自分で売買できないというのは、完全にトレーダーの動きにリンクさせているのがFXのMAM運用であり、自分の好きなタイミングで売買できないからです。
そのため、自分がチャンスだと思ったタイミングでもトレーダーが動かなければ売買せず、時に機会損失を被ることもあります。
※MAMの種類によってはポジションの決済などを自身で行える場合もあります。
ただ、そういった場合は別でFX口座を用意してトレードすれば良いだけなので、そこまで問題視するところではありません。
デメリット②:サービスが日本国内で取り扱われていない
MAMサービスは日本国内では取り扱いがないのもデメリットです。
確かに日本語対応している海外の業者も多いのでその点は安心ですが、とある理由(※後述)から日本の業者が日本国内でサービス展開を行っていません。
デメリット③:手数料が発生する
MAMサービスでは、トレーダーがリンクしていることを承認する代わりに報酬という名目で手数料を支払う必要があります。
この手数料はMAMによって内容がかなり異なってくるので一概に言えませんが、代表的なのは取引のたびに手数料が発生するというものです。
1つの取引につき手数料が発生するため、長期にわたるFXのMAM運用は出費も大きくなることがあります。
例えば、1回の売買につきとても少額ですが手数料が発生し、一日何回もトレードが発生することで手数料も増すという仕組みです。
このように、デメリットもあるがそれ以上にメリットが強いというのがFXのMAM運用だと言えます。
手数料などに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、結局大事なのは最終的に利益が出ているかどうかだと思うので、広い視点で良し悪しを判断していきたいですね。
FXのMAM運用で押さえておくべき3つのポイントとは?
FXのMAM運用で押さえておくべきポイントは3つあります。
・別途作業が必要なこと
・慣れないうちは日本語に対応している業者を選ぶべき
・利益の何割かを手数料で引かれること
それぞれ解説していきます。
別途作業が必要なこと
MAMサービスを利用するには、対応しているFXの口座開設以外にもMAM運用の接続設定が必要になります。
例えば、口座開設をした後に別途MAM口座の申請を行い、親口座(トレーダーの口座)と自分の口座を紐付ける作業が必要となります。
※作業自体は運営がやってくれるので、申請のみする形になります。
そのため、FXのMAM運用を開始するのはやや敷居が高く手間がかかるということをあらかじめ理解しておく必要があります。
慣れないうちは日本語に対応している業者を選ぶべき
慣れないうちは日本語対応している業者を選ぶこともポイントの一つです。
FXのMAM運用では、分からない点が出てくることが少なくありません。
仕組み自体は分かっていても、操作方法や手続きの流れなどが業者によって異なります。
そういった疑問を日本語で対応してもらえるというのは大きなポイントなのです。
例えばMAM口座の申請方法を聞いたりするのも、英語より日本語の方が圧倒的に簡単ですよね。
利益の何割かを報酬として支払うこと
大半のMAMサービスでは、利益の何割かをトレーダーあるいは運営に報酬として支払う必要があります。
業者によって多少の差はありますが、A業者であれば15%、B業者であれば30%と、10〜30%ぐらいであることがほとんどです。
MAM運用の業者選びの際は、この報酬の部分に注意しましょう。
このように、やや運用開始に手間がかかることや手数料の金額、それにサポート窓口の言語に日本語あるかどうかをということなどをあらかじめ押さえておくとスムーズなFXのMAM運用が始められます。
FXのMAM運用の注意点とは?
FXのMAM運用における注意点は2つあります。
・法律的にグレーであること
・投資である以上負ける可能性があること
それぞれ解説していきます。
法律に関して
法律に関しては、日本の投資に関する法律(金融商品取引法2条8項12号ロ)において、運営者がトレーダーに代わって口座の運用を行なうには免許を取得する必要があるのですが、FXのMAM運用ではそこの法令遵守がかなりまちまちなところがあります。
この点に関しては、ほとんどが海外の業者であることや自分の口座で親口座(リンクしているトレーダーの口座)の真似をしているという解釈もあり、ブラックとは言い切れないという解釈もあるのです。
現状はグレーですが、国が本格的に規制を始めるとFXのMAM運用ができなくなるリスクがあるという点に注意が必要だと言えるでしょう。
負ける可能性があること
投資である以上負ける可能性もあることに注意です。
いくら実力派トレーダーでも失敗することはあります。
世界一の投資家として知られるウォーレン・バフェット氏でさえ負けるというのが業界の世界だからです。
そのため、かならず儲かるというわけではないということをしっかり念頭に置いておきましょう。
FXのMAM運用まとめ
FXのMAM運用は実力派のトレーダーの運用がそのまま自分の口座上で行われる夢のような運用方法です。
接続設定が必要なこと、手数料が発生すること、日本語サポートがあった方が楽なことなど、あらかじめ注意点を押さえておくとで円滑なFXのMAM運用を実現できます。
また補足として、MAMサービスを提供している業者には怪しいところが多く、事前にしっかりと調査した上で業者を選ぶことが重要です。