こんにちは。
シェリーです。
今回は、Double BBというインジケーターをご紹介します。
Double BBとは、「Double Bollinger Band」の略で、2つのボリンジャーバンドを組み合わせたインジケーターです。
移動平均線を軸としたバンド系インジケーターであるボリンジャーバンドを複数組み合わせ、トレンドの発生を察知し順張りトレードを行なっていくインジケーターとなります。
僕がオリジナルで開発したインジケーターの一つで、サイトをご覧の皆さんには無料で提供させていただいております。
・ボリンジャーバンドを使って順張りトレードがしたい
・トレンドの初動を掴みたい
・トレード一回あたりの平均利益(プロフィットファクター)を上げたい
Double BBは、上手く活用することでトレンド発生の初動を掴み、早い段階でトレンドに乗ることが出来ます。
それが仮に大きなトレンドであれば、100pips以上の利幅を獲得することも可能となります。
それでは、Double BBが具体的にどのようなインジケーターなのか、詳しく見ていきましょう。
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この記事の目次
ボリンジャーバンドのおすすめ順張りインジケーターとは?
Double BBは、短期間ボリンジャーバンドと長期間ボリンジャーバンドを組み合わせ、ロウソク足がそれぞれのバンドをブレイクした時にサインを出すインジケーターです。
短期間ボリンジャーバンドの動きと長期間ボリンジャーバンドの動きを同時に見て、バンドの収束と拡散の周期とサインを合わせてエントリーを行なっていきます。
デフォルト設定では、短期ボリンジャーバンドが期間20、長期ボリンジャーバンドが期間75で設定されており、当然ながら期間75のボリンジャーバンドの方が動きが滑らかで、バンドの幅も広いです。
ボリンジャーバンドは期間が長ければ長いほどバンドにタッチしづらくなるので、
期間の長いボリンジャーバンドにロウソク足がタッチする = 勢いが強くトレンドが発生した可能性が高い
と判断することが出来ます。
ただ、バンドにタッチしづらいということは、それだけエントリーチャンスも減ることになるので、そこはトレードスタイルによって調整する必要がありますね。
また、ボリンジャーバンドの期間や偏差は自由に変更可能となっており、自分好みでサインが発生する条件を調整することが出来ます。
Double BBを使うメリットとは?
Double BBを使うことで、具体的にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
大きなトレンドに乗った時の利幅が非常に大きい
Double BBは、基本的なボリンジャーバンド(期間20ぐらいが一般的)とは異なる期間のバンドを引くことで、よりトレンドの分析を慎重に行います。
その分騙しが少なく、上手く大きなトレンドに乗れた時は100pips以上の利幅も現実的です。
従来のボリンジャーバンドによる逆張りツールは「バンドウォークを避ける」ことが重要ですが、Double BBでは「バンドウォークに乗っかる」ことが重要となります。
バンドウォークに乗っかる=トレンドの初動を掴む
ということでもあるので、上手く使えばトレンドの始まりから終わりまでポジションを持ち続けることも可能ですね。
サイン表示でエントリーポイントを逃さない
これはインジケーターの最低条件であり、強みでもありますね。
チャートは長時間見ているとどうしても疲れますから、重要なロウソク足の動きを見逃すということは往々にしてあります。
なので、その重要な動きをサインでわかりやすく表示すれば、気付きやすくなりますよね。
相場に応じて、各パラメーターを調節出来る
Double BBの初期パラメーターは、
短期間ボリンジャーバンド ➡︎ 期間:20 偏差:3
長期間ボリンジャーバンド ➡︎ 期間:75 偏差:3
となっています。
これはかなり厳しめの設定となっており、エントリーチャンスは大分少なくなってくると思います。
期間を短くするか偏差を下げるなどして積極的にエントリーを行なっていくか、少ない回数で精度を高めていくかは自分の好みで決めましょう。
Double BBの使い方とは?
Double BBのパラメーター設定や、エントリー方法について解説していきます。
パラメーター設定
・サイン表示位置調整
➡︎各サインの位置がズレている場合に変更
・短期ボリンジャーバンドの標準偏差
➡︎σ1〜σ3の間で設定します。小数点使用可能。
・短期ボリンジャーバンドのMA期間
➡︎ボリンジャーバンドの中心線となる移動平均線の期間を設定します。
・長期ボリンジャーバンドの標準偏差
➡︎σ1〜σ3の間で設定します。小数点使用可能。
・長期ボリンジャーバンドのMA期間
➡︎ボリンジャーバンドの中心線となる移動平均線の期間を設定します。
パラメーターの入力タブでは、短期間ボリンジャーバンドと長期間ボリンジャーバンドそれぞれの期間と偏差を設定します。
色の設定タブでは、各バンドの色、上下サインの色、ポジション決済サインであるニコちゃんマークの色を変更可能です。
自分の使っているチャートの色に合わせて、見やすい色に変更しましょう。
エントリーポイント
Double BBでは、短期ボリンジャーバンドと長期ボリンジャーバンドが両方とも±3σ(変更可)をブレイクした時にサインが発生します。
ただ、このサインに従うだけでは、上下の激しいレンジ相場などでは騙しに引っかかることがあるので、上図の上矢印が出る前のように、バンドが収束(スクイーズ)している状態からのバンドブレイクを狙っていくと、トレードの精度が上がります。
Double BBの入手方法とは?
Double BBのMT4設定方法とは?
インジケーターをダウンロードした後、MT4に設定する手順を解説します。
MT4を起動し、画面左上のファイルからデータフォルダを開くをクリックします。
いくつかのフォルダが表示されますので、MQL4→Indicatorsの順でフォルダを展開していきます。
インジケーターを保存しておく専用のフォルダが開かれますので、ここに先ほどダウンロードしたDouble BB.ex4のファイルをドラッグ&ドロップしましょう。
MT4に戻り、画面左のナビゲーター部分で右クリック→更新を行います。
すると、インジケーター一覧の中にDouble BBが追加されています。
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Double BBはFXで使うべきインジケーター?
FXで非常に人気のインジケーターであるボリンジャーバンドですが、人気があるだけあって、その使いやすさと相場分析力は本物です。
Double BBも是非一度お試しいただきたいインジケーターではあるのですが、使っていく上で色々なパラメーター設定を試行錯誤することを強く推奨します。
そのままデフォルト設定のまま使って分析していくのも悪いことではないのですが、見ているチャートの時間足や相場の状況によって効果的なパラメーターが変わってくることもあるので。
僕が無料で提供しているインジケーターは、「パラメーターを自由に設定して各自が使いやすいように使う」というのが一つのコンセプトでもあるので、必ずこう使えというルールはありません。
ただ、目安となるパラメーターをデフォルトとして設定してありますので、まずはそこから微調整していただくのが良いかと思います。
ボリンジャーバンドインジケーターのおすすめDouble BBまとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
終わりに、Double BBの特徴を振り返ってみましょう。
☑︎ 短期間と長期間のボリンジャーバンドを組み合わせている
☑︎ サイン発生頻度を控えめにし、トレンド察知の精度を重視している
☑︎ 上手くトレンドに乗った時の期待利益が非常に高い
☑︎ パラメーターを微調整し、試行錯誤することが重要
☑︎ バンドウォークに乗っかることを意識する
順張りトレードの精度を上げたいという方にはオススメのインジケーターとなっておりますので、是非一度お試しください。
Double BBが、あなたのトレード向上に貢献出来れば幸いです。
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