こんにちは。
シェリーです。
今回は、BBE_STというインジケーターをご紹介します。
BBE_STとは、「Bollinger Band & Envelopes SignTool」の略で、ボリンジャーバンドとエンベロープを組み合わせたサインツールです。
僕がオリジナルで開発したインジケーターの一つで、サイトをご覧の皆さんには無料で提供させていただいております。
移動平均線を軸としたバンド系インジケーターであるボリンジャーバンドとエンベロープを組み合わせ、相場の反発などを狙っていくことが目的のインジケーターとなっており、以下のような方に是非使っていただきたいと思います。
・スキャルピングの逆張りで細かいpipsを取っていきたい
・逆張りのタイミングがいまいちわからない
・エンベロープを使ったことがない
・普段からボリンジャーバンドを使っている
・バンドウォークを回避したい
BBE_STは、上手く活用することで、リスクを抑えて地道に細かくpipsを稼いでいくことが可能となりますので、そんなトレードスタイルを目指している方は、是非手にしてみてください。
それでは、BBE_STが具体的にどのようなインジケーターなのか、詳しく見ていきましょう。
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この記事の目次
ボリンジャーバンドでバンドウォークを回避出来る偏差&乖離式サインツールとは?
BBE_STとは、ボリンジャーバンドによる標準偏差、エンベロープによる移動平均線からの乖離率を用いて、エントリータイミングを知らせてくれる逆張りサインツールです。
ボリンジャーバンド標準偏差σ3による、約99%の確率でロウソク足がバンド内に収まるという考え方と、中心線である移動平均線から離れすぎているロウソク足は、最終的に移動平均線に回帰されるというエンベロープの考え方を合体させ、ロウソク足が戻っていく力を利用します。
ボリンジャーバンドを使っているという方は非常に多いと思いますが、中でもバンドウォークに悩まされている方は結構多いのではないでしょうか。
バンドウォークは、ロウソク足がバンドに触れた後、反発して戻っていくと思いきや、そのまま行ってこい状態になって帰ってこなくなってしまう様子を表現した言葉ですが、実際に遭遇するとなかなか恐ろしいです。
そこで、バンドウォークを少しでも回避する為にエンベロープを組み合わせたのがBBE_STです。
逆張りトレードは、バンドウォークの回避と、バンドウォークによる被害を最小限に留めることで、結果が付いてきます。
なのでBBE_STは、短期トレードをメインとしている方、逆張りトレードをされている方には、是非試していただきたいインジケーターです。
BBE_STを使うメリットとは?
BBE_STを使うことで、具体的にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
サイン表示でエントリーポイントを逃さない
これはサインツールの最低条件であり、強みでもありますね。
チャートは長時間見ているとどうしても疲れますから、重要なロウソク足の動きを見逃すということは往々にしてあります。
なので、その重要な動きをサインでわかりやすく表示すれば、気付きやすくなりますよね。
バンドウォーク回避率が上がる
先ほども書いた通り、逆張りトレードの天敵はバンドウォークです。
バンドウォークさえ回避すれば、トントン拍子で勝利を収めることが出来るでしょう。
ボリンジャーバンドだけでは回避しきれない一方向への強烈な相場の動きを、エンベロープも合わせることで回避していきます。
相場に応じて、各偏差を自分で調節出来る
BBE_STの初期設定は、
・ボリンジャーバンドの標準偏差:σ3
・エンベロープの偏差:0.075
となっております。
これは少々厳しめの設定となっており、エントリー頻度は少なめです。
リスクを抑えた危険回避重視の設定なので、レンジ相場だとサインが全然出ないなんて状況にもなり得ます。
ただ、BBE_STはトレード回数を増やして利益を上げていくというよりも、より勝率の高い場所でエントリーしていくことを重要視しているツールなので、「トレードをたくさんしたいから」という理由で安易に偏差(サイン条件)を引き下げることはやめましょう。
一方、「これは完全にレンジ相場だから逆張りがおいしい状況だ!」という時に、偏差を下げて積極的にエントリーしていくことは全然アリだと思います。
基本的にはリスクを抑え、いける時にはガッツリいく
そんなイメージで使っていきましょう。
BBE_STの使い方とは?
BBE_STのパラメーター設定や、トレードなどを解説していきます。
パラメーター設定
・サイン表示位置調整
➡︎各サインの位置がズレている場合に変更
・ボリンジャーバンドの標準偏差
➡︎σ1〜σ3の間で設定します。小数点使用可能。
・ボリンジャーバンドのMA期間
➡︎ボリンジャーバンドの中心線となる移動平均線の期間を設定します。
・エンベロープの標準偏差
➡︎移動平均線からの乖離率を設定します。
・エンベロープのMA期間
➡︎エンベロープの中心線となる移動平均線の期間を設定します。
パラメーターでは、ボリンジャーバンドの移動平均線期間と標準偏差、エンベロープの移動平均線期間と標準偏差を任意で変更可能です。
基本的にはデフォルト設定で問題ありませんが、移動平均線の期間は人によってバラバラだと思うので、いつも自分が使っている数値に変更しましょう。
また、前述の通り、逆張りトレードが最も活きるレンジ相場だと判断出来る場合には、ボリンジャーバンドとエンベロープの標準偏差を少し下げて、積極的にトレードしていくという方法も有効です。
チャートに表示する線・サインは全て、色の変更が可能です。
チャートの背景は黒・白・灰色など、人によって様々だと思うので、見やすい色に変更してください。
また、ボリンジャーバンドとエンベロープのバンドが見づらくて邪魔だという方は、色の指定を「None」とすることで、バンドだけを非表示にすることが出来ます。
そうすると、条件を満たした時にサイン(矢印・ニコちゃんマーク)だけ表示されるようになりますので、小技として覚えておくと良いですね。
エントリーポイント
エントリーポイントは非常にわかりやすいです。
矢印が出た瞬間(もしくは矢印が出ている状態でロウソク足が確定した瞬間)に、矢印の方向へ注文を入れるだけです。
また、サインは5分足チャートで確認するようにしてください。
トレード開始後、ニコちゃんマークのサインが出現したら、ロウソク足が中心線(移動平均線)まで戻ってきた合図となりますので、利益確定・損切りの目安にしましょう。
BBE_STの入手方法とは?
BBE_STのMT4設定方法とは?
インジケーターをダウンロードした後、MT4に設定する手順を解説します。
MT4を起動し、画面左上のファイルからデータフォルダを開くをクリックします。
いくつかのフォルダが表示されますので、MQL4→Indicatorsの順でフォルダを展開していきます。
インジケーターを保存しておく専用のフォルダが開かれますので、ここに先ほどダウンロードしたBBE_ST.ex4のファイルをドラッグ&ドロップしましょう。
MT4に戻り、画面左のナビゲーター部分で右クリック→更新を行います。
すると、インジケーター一覧の中にBBE_STが追加されています。
BBE_STはFXで使うべきインジケーター?
BBE_STは、逆張りトレードの勝率UPを目的とするインジケーターです。
普段から逆張りトレードをされている方には、是非使っていただきたいと思います。
ただ、BBE_STを使うにあたって、注意しないといけない点があります。
それは、逆張りトレードはトレンド相場に弱いということです。
これはBBE_STに限った話ではありませんが、逆張りトレードは相場の反転を狙う手法なので、相場が勢い付いている時には全く通用しないのです。
そして、相場が勢い付いている時によく出現するのが、何度も言っているバンドウォークです。
基本的にはサインに従ってトレードしていく形になりますが、トレンドが発生してバンドウォークしそうだと判断した場合には、早々に損切りして手仕舞いするというスタンスが重要です。
逆張りトレードは順張りトレードに比べて勝利1回あたりの利幅(pips)が少ないので、損切りも気持ち早めに行なっていく必要があるので。
なので、ニコちゃんマークに固執せず、サクサクと利確・損切りしてしまうことが懸命です。
そうすれば、損小利大ならぬ損小勝多で、トレード成績の向上に繋がっていきます。
ボリンジャーバンドでバンドウォークを回避出来る偏差&乖離式サインツール【BBE_ST】まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
おわりに、BBE_STの特徴を振り返ってみましょう。
☑︎ ボリンジャーバンドとエンベロープを組み合わせている
☑︎ バンドウォークの回避率が上がる
☑︎ 逆張りトレードに特化している
☑︎ 短期トレード(スキャルピング)で使いやすい
☑︎ リスク抑えめで細かな利益を取っていくスタイルとなる
☑︎ 相場の勢いが強いと判断したら早めに損切りすることが重要
ボリンジャーバンドとエンベロープは世界的に有名なバンド系インジケーターで、その性能は確かなものがあります。
普段から短期の逆張りトレードをされている方には、とても使いやすいと思いますので、BBE_STを是非ダウンロードして活用してみてくださいね。
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