皆さんこんにちは!
シェリーです。
今回は、FXで1,000万稼ぐロードマップマガジンの第3章ということで、
「シェリーが斬る! 長年の疑問「EA(自動売買)で儲け続けるのは可能?」をぶった切る!」
というテーマでお話ししていきます。
シェリーのFXの冒険で2番目に通った道がEA(自動売買)でした。
当時はEA(自動売買)でお金を溶かした時が本当にドン底でした。
3章では、EA(自動売買)で儲け続ける事が可能か、そんなEAが存在するのか
という点についてお話していきます。
==============================
また、記事の最後には皆さんお待ちかねの「無料オリジナルインジケーターのプレゼントコーナー」を用意しております!
本日のプレゼントインジケーターは、こちらの2点です。
◆ RSIとボリンジャーバンドを組み合わせた買われ過ぎ・売られ過ぎ判定型逆張りサインツール
◆ ボリンジャーバンドのスクイーズ&エクスパンションをヒストグラム化してくれるインジケーター
※インジケーター名をクリックすると詳細ページに飛びます
是非記事を最後まで読んでインジケーターをゲットしてくださいね!
==============================
それでは、いつも通り早速みていきましょう!
この記事の目次
勝ち続けるEA(自動売買)は存在する?
断言します。
「この世に、一生勝ち続けられるEA(自動売買)は存在しません」
今まで、半端じゃない数のEA(自動売買)を見てきましたし、自分でEAの開発を行ってきました。
その結論は上のコメントの通りです。
逆にそんなものが存在するのであれば、教えて欲しいくらいです(笑)
EAを開発している立場からしても、なぜ一生勝ち続けられるEAが存在しないのか、
これは一言でいうと
「相場のパターンは無限で将来は未知だから」です。
EAによってはアップデートを繰り返す事によって、
「生涯勝ち続けられます!」
と謳っているものもありますが、まずないでしょう。
その根拠は、
「ひとつのEAを使って勝ち続けているLive Accountを見た事がない」
からです。
勝っているEAの「正確な」見分け方とは?
EA(自動売買)で本当に勝っているものと、本当は勝っていないものの簡単且つ正確な見分け方について説明します。
巷では、
「バックテストで10年無敗!」
というものであふれていますが、全く参考になりません。
信頼のできるEAを選ぶ際の手順を簡単に説明します。
この方法でEAを探すと、長い間勝ち続けているEAが如何に少ないか、みなさんも気づくでしょう。
①EAを使用しているLive Accountの存在を確認する
まず初めに、EAを使用しているLive Accountの成績(フォワードテスト)をチェックする事が大前提となります。
気になっているEAが使われているLIve Accountの成績が見つからない場合は、
「手を出さない」
ことをおすすめします。
そういったEAというのは、バックテストの結果を全面に押し出している事が多いです。
場合によっては詐欺案件な可能性もあります。
知っている方は飛ばしていただきたいですが、バックテストの説明を少しだけします。
バックテストについて
バックテストとは、「過去の相場を遡って検証する」ものです。
実際にバックテストを行うツールのことを「ストラテジーテスター」と言い、
自分の好きな手法・ロジックを過去チャートで運用し、
その勝敗結果や勝率、利益、利益率、各種データを細かに算出してくれるツールになります。
ストラテジーテスターはMT4に標準装備されています。
下図は、MT4に最初から搭載されている「Moving Average」という名前の試験用EAでバックテストを取った時のデータです。
細かいデータの見方はさておき、EAの実績を見る上で一見
「信頼性が高そう」
と感じられる方も多いのではないでしょうか。
しかし、EAの実力を把握する際に、EAを販売しているサイトに掲載されているバックテスト結果はほとんど参考になりませんし、参考するべきとは考えていません。
なぜならばバックテストの目的は、
「実運用の前に自分の取引環境に合わせてテストするもの」
だからです。
また、EAのバックテストには
「カーブフィッティング」が存在します。
カーブフィッティングとは?
カーブフィッティングとは、システムを過去の相場にぴったり合うように過剰に最適化することです。過去の相場に合うようにシステムを作るので、バックテストの成績は優秀になります。しかし、実際の取引で使うと過去と未来は同じではありませんので、大抵の場合、バックテスト通りに行きません。
例えば、ドル円が115円から120円の間を往復しているだけの期間があったとします。115円で買って、120円で決済してドテンで売り、115円になったら決済してドテンで買いというルールのシステムを作った場合、この期間だけでは物凄く優秀な成績のシステムが出来ます。
勿論、このシステムはこの横ばいの期間が終われば、役に立たないシステムになります。流石にここまで極端なカーブフィッティングをしている人はいないと思いますが、似たようなことをしている人はたくさんいると思います。
例えば、移動平均の期間をより利益を上げる期間に変更する、MACDのパラメーターを色々と変えてみる、単体のルールではダマシによく引っかかるからフィルター(売買ルールの限定条件)を追加してみる、RSIの買いの条件を40%以下から20%以下にしてみる等です。
ある程度、テクニカル指標を使っている人ならば思い当たる節があると思います。このように少しでもバックテストで利益を上げようとパラメーターを最適化して行って、行き過ぎるとカーブフィッティングになります。
カーブフィッティングされたシステムは、過去の相場にぴったり合うように作られているので、未来の相場では役に立たないことが多いです。「システムはシンプルな方が良い」とよく言われますが、あまり複雑になるとカーブフィッティングする可能性が高いので、このように言われる一因になっています。
つまり、自分のEAをとにかく過去の相場で勝てるようなスペックに仕上げ、「めっちゃ結果出てますよ」という根拠を示すことで、ユーザーの信用を勝ち取ろうとするわけです。
この「過去の相場で勝てるようにする」というのが本末転倒な話なんですね。
余談ですが、USD/JPYのみの為替ペアでバックテスト上で10年負けていないEAを作ってください、と頼まれれば、1日も掛からず作れます。
②LIve Accountの運用結果の信頼性・成績を確認する
フォワードテストの結果が存在している場合には、その信頼性を確認しましょう。
確認しなければいけないポイントは以下です。
1、本当にLive Accountは該当するEAを使用しているか
2、デモ口座ではなくリアル口座であるか
3、Live Accountの成績は改ざんされていないか
4、信頼できるBrokerが使用されているのか
上記の4点は非常に大事なポイントですが、同時に
「確認するのが意外と困難」
なポイントでもあります。
ひとつ言える事は、画像や動画のデータは信頼できないという事です。
いくらでも改ざんが可能だからです。
4点を確認する方法としては、
「Myfxbookというサイトの情報を確認する」
ことが手っ取り早くおすすめです。
Myfxbookでは、Live Accountの運用成績をリアルタイムで見る事ができます。
上記の赤枠で囲っているところを確認すると、
Broker名、リアル口座か否か、改ざんがないか、EAの持ち主であるか
を確認する事ができます。
詳しくはサイト内のEAレビュー記事を読んでいただけたらと思いますが、上記のポイントで見ていくと驚くほど成績のいいEAは少ないです。
6年間勝ち続けているEAの紹介。その実力とは?
「一生勝ち続ける事ができるEAは存在しない」と断言しましたが、
中には信頼できるEAが存在している事も事実です。
例えば、「GPS Forex Robot」というEAです。
早速、Myfxbookでの取引成績について見ていきましょう。
まず、このアカウントの初期運用資金は
「100万 USD(約1億円)』
です。
GPS Forex Robotの公式サイトでも紹介されていますが、個人投資家ではなく、銀行がEAでお金を運用しています。
確認する限り、取引履歴の改ざんなどの怪しい事はなく、本物である事がわかります。
2014年に運用を開始し、現在の預金高は3億円となっています。
ここまで見ると、
「よし! これで決まり!」
と思われる方がいらっしゃるかと思います(笑)
しかし、このEAの最大の難点は利幅の少なさです。
2014年から2020年までで資金が3倍になっていますが、2016年以降の月利は1%以下な事がほとんどです。
以下は、2018年の運用成績です。
確かに安定して勝ち続けている事はわかりますが、
「利幅が小さすぎて、大きな資金がないと無駄」
な事がよくわかるでしょう。
また、EAの設定でリスク許容度を変更できますが、変更すると一気にドローダウン%が上がり、ハイリスクになってしまいます。
【結論】EA(自動売買)で儲け続ける事は可能か
3章をまとめると、
1、EAで一生勝ち続ける事はできない。
2、長年勝ち続けている実績のある安定したEAの月利は2%以下のものが多い
となります。
過去に膨大な量のEAを見てきましたが、
「5年間以上、安定して、月利10%を出しているEA」
は見た事がありません。
ただし、一定の期間に限って大きな利益をだしているEAが存在している事も事実です。
EA(自動売買)による運用は
・徹底的にEAについて調べ上げる事ができる人
・裁量トレードの知識・経験がある程度あり、適切にEAを使える人
におすすめです。
くれぐれも、詐欺まがいのEAを使って損だけはしないように気をつけましょう!
そして、皆さんお待ちかねのオリジナルインジケータープレゼントのお時間です!
本日のプレゼントインジケーターはこちらの2点です。
◆ RSIとボリンジャーバンドを組み合わせた買われ過ぎ・売られ過ぎ判定型逆張りサインツール
◆ ボリンジャーバンドのスクイーズ&エクスパンションをヒストグラム化してくれるインジケーター
※インジケーター名をクリックすると詳細ページに飛びます
⬇︎ ダウンロードURL ⬇︎
https://sherry-toushi.com/wp-content/uploads/2020/03/indicator-04.zip
※インジケーターのダウンロードは、PCでしか行えませんので、
一度記事リンクをどこかにコピーしていただき、PCで記事を開いていただければスムーズに行うことができます。
また、次回マガジンでのプレゼントインジケーターはこちらとなります。必ずゲットしてくださいね!
◆ パーフェクトオーダーとボリンジャーバンドを組み合わせた超トレンド特化型順張りサインツール
==========================
次回は、
第4章
「シェリーが斬る! MAMってなんだ?”詐欺まがい”と言われるMAMをぶっ壊す」
というテーマについてお話していきます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。